2026-08-04

<番外編> 雪、雨でのメンテナンス

2月に雪景色の美山へサイクリングしてきました。
除雪されていない大野地区の"大自然の道"では
モールトンが雪まみれになったので、帰宅後に軽くメンテナスをしました。
セルフケアで簡単にできる内容ですので、ご参考にしていただけると幸いです。

以下6枚の画像は、サイクリングの後の駐車場で撮影したものと帰宅後です。


特にクランク周りの汚れが酷いですね。

ペーパータオル(ホームセンターでも販売されています)やウエスに
パーツクリーナーを吹きかけて、表面の汚れを拭き取ります。

使用したのは『WAKOS スーパージャンボ』です。
パーツクリーナは安価なものも多く見られますが、
安過ぎるものは成分が異なるものもあるので注意が必要です。
(例えば、塗装を痛めてしまうなど)

チェーンなどの油汚れが酷い場合は、パーツクリーナーを使った方が
汚れが落ちやすいですね。

ほこりや泥など、ちょっとした表面の汚れについては、
ペーパータオルに水を含ませて拭き取るだけで大丈夫です。

シートチューブに防錆剤を吹きかけます。

使用したのは『RESPO 防錆剤』です。
パッケージにはいくつか特徴が書かれてありますが、防錆効果の面では
「卓越した水置換性!水分の残っている箇所においても
水の下へ浸透して金属面に強力な防錆被膜形成する」となっています。

雪に限らず、雨天の際にもシートポストを抜いて、
底を目掛けてシートチューブ内部の壁面に沿って一周ぐるりと回すように
防錆剤を吹きかけます。

※WAKOSのラスペネもありますが、当店ではRESPOの防錆剤を使っています。

シートポストの固着を防止するためにグリスを塗ります。

使用したのは、Finish Line テフロンロングリスです。
Shimano Dura-Aceグリス等でも代用ができます。
比較的、水に強いグリスがお勧めです。

これも大雨に降られた際にはグリスの塗布をしてもらった方がベターですが、
小雨程度なら、シートポストの隙間からRESPOの防錆剤をぐるりと一周
吹きかけるだけで大丈夫です。
ですが、何回かに一度はテフロングリスを塗布してもらった方が良いと思います。
私自身も毎回ではないにせよ、「このタイミングで開けといて良かった〜」
と思うことがほとんどなので...。
放っておくと固着します。

それと雨に降られずとも、室内で保管しているだけでも
湿気で固着するケースもあるので、雨の日は乗られないという方でも
時々、シートポストを点検されると、より良い状態が保てると思います。

ステムを抜いて、シートポストと同様に
Finish Line テフロングリスをステムコラムに塗り付けます。

少し雨に降られてしまったな、という程度なら
ステムを抜かなくても、ステムの隙間から
RESPO 防錆剤をシュッシュッシュッと
滲ませるように吹きかけるだけで大丈夫です。

結構雨に降られたな、もしくはヘッドチューブ内に水が侵入してしまっているかもな、
と感じられた場合は、ステムを抜いてシートポストと同様に
テフロングリスをステムコラムに塗り付けます。
これらもステムの固着を防ぐための作業です。

これら以外のプラスの作業として、チェーンオイルについては
状態や時と場合によって、洗うこともありますし、
オイルの塗布だけで終えることもあります。

モールトンで通勤していた頃、
雨に降られたけど、すぐに手入れができないという場合でも、帰宅後必ず、
シートポストの隙間とステムコラムの隙間には防錆剤を吹きかけていました。

錆や固着は、水が蒸発して乾いていく過程で進行していくので
時間がない場合でも、
『乾く前にシートポストとステムに防錆剤』はすぐに出来ると思うので
少し意識していただいて、
自転車を保管されているそばに防錆剤を置いておくだったり、
通勤など日常に使われている方は習慣にしていただけると良いかと思います。

ざっとこんな感じです。
ご参考にしていただけると幸いです。