連日、厳しい暑さが続いていますが、こんな暑い夏だからこそ、
せめて目だけでも涼を感じていただければと
今年の2月にサイクリングで訪れた美山の雪景色をご紹介します。
美山といえば「かやぶきの里」が有名ですが、
今回は "かやぶきの里じゃない美山" を走るルートです。
美山へはよく訪れるのですが、
いつもクルマで向かうお気に入りのカフェやパン屋さんも
モールトンで立ち寄ったらいつもと違って見えて
また新しい美山を知ることができて嬉しかったです。
雪の中は凍える寒さではなく「気持ち良い寒さ」なので
走れる時期が短いですが、すっかりハマってしまいました。
急遽予定になかった、地元スーパーの方に教えていただいた
除雪されていない林道コースは、真冬なのにしっかりと汗をかくほどで、
ライン取り一つで挙動が変わる、スリリングな雪道ライドは
非日常的で冒険心が掻き立てられます。
自転車だからこそ出会えた銀世界の美山。
当時の寒さや、雪道を走ったあの独特な高揚感を思い出しながら
振り返りたいと思います。
11:20
今回は遅がけのお昼前スタートです。
道の駅 美山ふれあい広場(ふらっと美山)にクルマを駐めて
お気に入りの里山カフェへ向かいます。
走り出し早々に広がる雪景色。
緑で生き生きとした季節も元気がもらえるので好きですが、
雪で覆われたモノクロの世界は、とても静かで穏やか。
目が落ち着きます。
空気も澄んでいて寒さも感じません。
11:30
道の駅 ふらっと美山から約2.5km先、
ゆばや豆乳を製造販売する「京・美山ゆば ゆう豆」の工場に併設される
Beans Cafe miyamaさんがあります。
湯葉や豆乳を使ったランチプレートやデザートがいただけます。
自転車ラックも設置されていますよ。
Beans Cafe miyamaさんの特等席です。
食事をしながら、手入れの行き届いたお庭と
美しい里山の風景を見ながら食事ができます。
左は当日の雪景色で(真っ暗で良さが伝えられていませんが...)、
右は晴れた日の景色です。
すっかりランチプレートを撮るのを忘れていました。
画像は以前のものです。
ランチプレート(ドリンク付き) 税込1,980円
(現在は価格、内容ともに変更されています)
おからのポテサラ風サラダや豆乳ドレッシングなど、
ふんだんに大豆製品が使われています。
現在は内容が変わっていますが、変わらず大豆製品が使われていて、
家庭では再現できない手の込んだ味わい深いお料理ばかり。
気がつけば「また食べたい」と足を運んでいます。
セットドリンクのカフェラテ(+100円)
温かい豆乳もあって、お砂糖なしのストレートがおすすめです。
大豆本来の甘味を感じる、専門店ならではの上品な味わいで、
喉越しも良く、スッキリと飲みやすくて大好きです♪
冬の時期のコタツもほっくりしますよ。
13:00
気づけばサイクリングの途中であったことも忘れて、
いつも通りしっかり1時間半滞在していました。
お店の方も皆さん親切でゆっくりと過ごせる貴重なお店です。
ヘルシーで美味しいランチが食べられるのでオススメですよ〜🎶
今回走った地域は、どこもしっかりと除雪されていて走りやすかったです。
細いタイヤ&キャリパーブレーキでも大丈夫ですよ〜。
雪の橋を渡ります。
この橋からの眺めは、どの季節も本当に綺麗で大好きな場所です。
温かい季節は鮎の群れが見れたりと、何かしらの魚が見られるので
いつもしばらく立ち止まって、川や山の景色を眺めています。
13:30
Beans cafeさんから約4.5km先にある お気に入りのパン屋さんに到着です。
美山に行けば立ち寄るお店です。
国産小麦と天然酵母のパン屋さんで、毎週金・土・日に営業されています。
(数は少ないですが、道の駅ふらっと美山でも販売されているので、
金・土・日以外でも購入することができますよ♪)
ライ麦90%のライ麦パンは特にお気に入りです。
なかなかお目にかかれない無農薬の自家製小麦で作られるカンパーニュは
作られる数も週に数個と限られているそうなので、見つけたら是非!
美味しい自家焙煎のコーヒーも販売されていますし、
冬場は豚まんも販売されていて、イートインもできますよ〜♪
ライ麦90% 1/2 税込400円
チョコレートのシュトーレン 税込1,900円(バレンタインのシーズンのみ)
あとは、フルーツのパンとにんじんのパンだったかな...忘れました...。
今回のルートは雪の影響を感じることなく、どこも走りやすかったのですが、
画像のような、除雪された雪解け水が薄らと道に広がっているところもあったので、
泥除けはあった方が安心かもしれませんね。
坂の途中に鳥居が見えて目を凝らすと「愛宕神社」と書かれてあったので
行ってみましたが、雪で先に進めそうになかったので引き返しました。
14:00
ぷっぷっく堂さんから5km先にあります。
美山の西部に位置する大野屋さんは、
地元の新鮮野菜や特産品を販売されていて
サイクリングのトイレ休憩スポットとしても便利なお店です。
玄米サブレ 税込 各130円
おやつに玄米サブレを買いました。
材料が玄米、豆乳、ごま、米油、甜菜糖、自然塩ととてもシンプルで
見るからに堅そ〜なサブレなんですが、
レジでも「堅いので注意してくださいね(笑)」
と声を掛けられました。食べるのが楽しみです。
大野屋さんでは、スタッフの方や地元の方が声を掛けてくださって
店先の周辺案内図に書かれてあるサイクリングルートの事だったり、
大野地区について色々と教えていただきました。
この地図には載っていないおすすめのサイクリングコースを教えていただいたので、
帰りに立ち寄ってみることにしました。
大野屋さんから北東へ向かっています。
この辺りは初めて訪れましたが、
こちらの三埜(みつの)地区も静かで綺麗な地域です。
15:00
菅原神社 (大野屋さんから2.5km)
折り返し地点の突き当たりに鳥居が見えたのでお詣りしました。
神社名の通り、学問の神様、菅原道真公をお祀りしている神社とのこと。
山あいの集落にひっそりと佇む、気持ちの良い神社です。
立派な御神木もありました。
菅原神社からの眺め
めちゃくちゃ落ち着きます。
菅原神社の前を流れる川谷川は、
南丹市美山町と京丹波町にまたがる長老ヶ岳の登山口になっています。
綺麗な雪を見ると無性に雪だるまが作りたくなります...。
作品名:受信中
真冬も真夏も必ず携行しているTHERMOS 自転車専用ボトル。
(FJF-580/580ml/重さ約280g)
シリーズの中で唯一、保温保冷の両方使えるマグタイプです。
この日も最後まで(5時間半)温かさが持続していました。
自転車専用でガタつかないですし、飲み口も分解できて
お手入れも簡単なのでオススメですよ。
サイクリングの時もドライブの時も年中使ってます。
15:30
小野橋
菅原神社で折り返して、大野屋さんまで戻ってきたところで、
先ほど教えていただいた案内地図に載ってないルートへ。
「除雪されていないかも...」とおっしゃってましたが、とりあえず行ってみます。
小野橋には防獣門扉がありますが、
開けた後、元通りにきちんと閉めれば大丈夫とのこと。
こういうの、ワクワクしますね。
ちなみに、こちらの画像は先月の7月に走った時の様子。
夏と冬では色合いもガラリと変わりますね。
ここからは由良川の右岸にある林道「大自然の道」に入ります。
どうしても冬と夏を比較したくなります...
同じ小野橋の画像ですが、
シーズンごとに山の色合い、移り変わりが見れて何度も訪れたくなります。
小野橋を渡ったそばから、クルマの轍もない除雪されていないエリアに突入して
ホイールがこんなことに...
ここまできたら、泥よけがあっても無くても一緒ですね。
でも、ほんの数メートルで脱出できました。
軽トラが残してくれたであろうシャーベット状の細〜い轍を走ります。
轍が凍っていたら引き返していたと思いますが、
途中危ないと判断したら引き返すことを前提に進んでみます。
閉塞感のない開放的な気持ちの良い道です。
全体的に緩やかな上り坂で、まるで自転車で綱渡りしてるような
そんな緊張感がありましたが、歩く速度でペダルを回しているので、
コースアウトしても戻ってこれますし、程よいスリル感が味わえます。
雰囲気のある虹の湖トンネル
雪の中にモールトンを突っ込んで自立させて撮影しています。
一転、7月の虹の湖トンネルです。
雪景色のトンネルからは、より哀愁を感じますね。
積もる雪の高さがペダルの位置と同じぐらいだったので
雪を踏みながらペダルを漕ぐ感じでした。
轍が乱雑なところやヘアピンカーブは
ハンドル操作が不安定になるので押して歩きます。
横着して、脱いだグローブを走りながらはめようとしたら
雪の上にドサっと転けました。
雪がクッションになってくれたので体は何ともなかったのですが、
もうモールトンが雪まみれでドロンドロンになっちゃってます。
こんなドロンドロンになってしまったモールトンですが
帰宅後、軽く簡単なメンテナンスをしています。
その様子を以下のリンク先にてご紹介しています。
雪以外でも、雨に降られた後にも有効ですので
ご参考にしていただけたらと思います。
積雪も徐々に少なくなってきました。
2km程度の距離なんですが、緊張しながら走ったので
体力も一気に消耗しました。もうお腹が減る減る。
16:00
終点の美山町萱野堂ノ元地区です。
防獣門扉を開けて、帰りはしっかり戸締りします。
お腹が減りすぎて、ガス欠を起こしそうになっていたので
大野屋さんで買った玄米サブレを食べました。
お店の方に「堅いから気をつけて〜」という言葉を思い出しながら
空腹で早く食べたい気持ちを抑えて、心して一口目を頬張ったところ、
「うわッ!?めっちゃ堅いッ!」ってなりました。
危ない、危ない。教えてもらって良かったです(笑)。
でも噛めば噛むほど味わい深くて、最後までしっかり噛み続けるので
控えめな甘みもしっかりと感じられて、食べ応えもあります。
素朴でシンプルなサブレですが、癖になります。
16:30
しばらく由良川の右岸にある集落を走って、
沈下橋を渡って左岸に出ようとしたら、倒竹で橋が塞がれていました。
が、若い竹だったので難なく手でどけて渡れました。
自転車には予期せぬアクシデントは付き物ですが、
自転車は融通や小回りが利くという強みがあります。
「何とかなる!」でやり切れる場面も多くて、そうした経験のすべてが
自転車の旅をより豊かな思い出にしてくれる。といつも感じています。
ちなみに7月の沈下橋はこんな感じ。
こじんまりしたこの橋も冒険心が掻き立てられる好きな場所です。
17:00
スタート地点の道の駅 美山ふれあい広場(ふらっと美山)の
すぐそばまで戻ってきました。
昼間に見た真っ白な世界とはまた違う
夕陽に照らされた美しい美山の雪景色を見ることができました。
遅がけのスタートが功を奏して得した気分です。
最後に必ず、道の駅 ふらっと美山に立ち寄ります。
外田養鶏場 美山町 平飼い卵 (L) 10個 税込405円
外田養鶏場 美山町産 京地鶏の手羽8本 税込810円
下吉田味噌 京都美山産おみそ 1kg 税込950円
田歌舎 美山鹿 そぎ落とし肉 200g 税込680円
画像の4点は、ふらっと美山へ行くとほぼほぼ買っています。
平飼い卵は、よく購入されている方を見かけるので
卵を目当てに来られる方も多い人気商品なんだと思います。
地鶏の手羽先レシピは、もっぱら年がら年中ポトフなんですが、
土鍋でコトコト、白濁したスープに塩だけの味付けが最高です。
お味噌も素朴で優しいお味で大好きです。
どれもオススメなんですが、特に癖のない鹿肉はイチオシです!
鹿肉は、高タンパク低カロリー、
ビタミンB郡(疲れやだるさを和らげる)や鉄分が豊富で
疲労回復、夏バテ防止にも効果のある食材です。
定番のシチューから炒め物なんかにも使えるので積極的に取り入れています。
ジビエはどこも高価なものが多い中、
使い勝手良し&手に取りやすい価格のそぎ落とし肉は
コンビーフのようにお肉が細かいので
ジビエ初心者の方でも挑戦しやすいと思うので是非〜。
他にも地元新鮮野菜やお弁当、デザートやパン、地元の名産品など
色んな食品が販売されていますので、美山サイクリングの後は
是非、ふらっと美山でお買い物も楽しんでみてはいかがでしょうか♪
ちなみに、ふらっと美山と同じ敷地内にある
美山ジェラートはいつもお客さんで賑わっている人気のお店です。
こちらもオススメですよ〜♪
<まとめ>
走行距離:32km
所要時間:約5時間30分(お昼休憩 1時間30分含む)
美山へはMoku2+4からクルマでピッタリ1時間。
一気に白銀の世界へワープです。
1月に訪れた滋賀県湖北地方の余呉湖も素敵でしたが、
美山の雪景色も息をのむ美しさでした。
帰る頃には日が暮れ始め雪が少し解け始めた雰囲気も良かったです。
唯一、除雪されていなかった2kmほど続く大野の"大自然の道"は、
雪道を自転車でコントロールする「スリルと高揚感」が味わえて、
細い轍をうまく攻略できるか!みたいなゲーム感覚もあって、
『緊張』は、気力だけでなく思っている以上に体力が消耗するんだな〜と実感。
危ないと感じたら、引き返すことも大切なので判断力は試されますが、
スリル満点なコースがお好きな方には結構楽しめるコースだと思います。
雪の中の静けさと澄んだ空気は格別なものがありました。
雪道ライドの真っ白な銀世界は、情報量が削ぎ落とされて、
目がリセットされていくような、デトックス効果といいますか、
目に優しい世界が広がっていて、全身がリフレッシュされます。
春の桜に、水をはった田んぼも美しいでしょうし、初夏の若稲、
秋の稲穂に冬の雪景色と四季折々楽しめる自然豊かな美山。
名前の通り「美しい山、美山」でした。
京都市内はとてもコンパクトなので自転車がとっても便利です。
また京都市内から郊外の田園地域もそれほど離れていないので、
1日目は京都市内へ、2日目は京都郊外といったプランもいかがでしょうか?
※本記事に登場する7月の美山サイクリングの様子を近々ご紹介する予定です。
併せてご覧いただけると幸いです。
最後にどなたでも共有できる
無料アプリ”Ride with GPS"で作成したルートを載せています。
サイクリングのご参考にしていただけると幸いです。






















