1月初旬
京都駅 7時32分発 →天橋立駅 9時35分着の"特急はしだて"に乗るため
Moku2+4から京都駅まで約5km(20分弱)自走。
モールトンを専用の輪行袋に詰め込もうとフレームを分割し始めると、
ハンドルステム固定ボルトを緩めてもハンドルが90°に回せません。
挙げ句の果てにボルトを固定しているスナップリングが飛び出してきたので、
ここは一旦諦めて、ハンドルは90°に回ざずにフレームを分割して
本来は外さなくてもいいフロントのホイールを取り外して
どうにか強引にバッグに納めました。
余裕を持って京都駅に着いていたのですが、
天橋立駅を出て、組み立てです。
雪です!
モールトンを分割する際にハンドルが回せない原因は分かっていたので、天橋立駅に着いたらひとまずガソリンスタンドを探そうと電車内で決めていました。
早々にガソリンスタンドが見つかり、ハンマーを借りてハンドルの固着は直せました。
ここで直しておかないと、また帰りで面倒なことになるので、直せて一安心。
舟屋の表側です。
住人さんに許可を得て、写真を撮らせてもらいました。
下調べをしない輪行旅なので、どこでお昼を食べようかな〜と思いながら走っていると、
通りすがりの定食屋さんへ。
新鮮で美味しかったです。
お土産にこちらのお店自家製の”へしこ"を買って帰りました。
お手頃価格で美味しかったです。
天野橋立に帰ってきました。
左)大天橋
右)廻旋橋(船が通るたびに90°旋回する橋)
帰りの電車は、行きと違いちょっと高級な特急列車"たんごリレー”。
顔が個性的で、この列車もまたディーゼルでした。
天橋立駅を16時59分発、京都駅 19時09着の列車で帰ってきました。
あと一本遅ければもう少し余裕があったのですが、
夕方には天橋立を出たいなと思っていたので、こんな感じでしょうかね。
京都駅の始発がもう少し早ければベストです。
往復の電車代は¥12,660-でした。
今まで幾度と輪行をしていますが、前回の輪行から
10年以上経っていたかもしれません。
ぐるっと一周回ってモールトンでの輪行旅はとても良かったです。
自分の中で良かったと感じた主な要因は、
・コロナ禍で日本を再発見しよとしている。
・あまり計画を立てず、成り行きで行ったのでスポットを探しながら走るのも楽しい。
(計画を立てすぎると、思い通りにいかないとストレスが溜まることも...、
地元の人に道を聞いたりするのも、出会いがあって楽しい。)
・年齢とともに、長い距離のクルマの運転がしんどくなってきている
(これは自身の眼の疾患とも関係があります)
・日本のインフラが世界でも一番ぐらいだと感じ初めている。
日本は私鉄・特急列車の種類も多く、加えてその先にローカル線も走っているので、
電車と自転車を使えば結構どこでも行けてすごく便利。
・インフラと同じぐらい食文化も世界最強かもしれない。
和洋折衷の食が豊富で美味しくてリーズナブル、
郊外には道の駅も多くご当地の食にも出会える。
そんなことを踏まえると、日本ってすごい国だと改めて感じています。
♣♣♣♣♣
ここで輪行時のトラブルの原因を解説。
これはステムコラムが固着していたことが原因なんですが、
ステムコラムが固着すると
固定(締付け)ボルトを緩めてもハンドルを回すことができなくなります。
かといって無理にボルトを緩め続けると
今度はボルトが逃げ場を失って上に上がってきて、
ボルトの上にあるスナップリングが外れて(飛び出して)きます。
この症状が出てきたら、固着してるサインなのでこれ以上ボルトは緩めません。
ハンマーと工具(ソケット)を使って、
ステム固定ボルトを叩いて固着を外します。
これも考えなしにボルトを叩いてはダメなので、慎重かつインパクトをつけて叩きますが、
心配な方は、今回私が行ったように
無理にハンドルは回さず、フロントホイールを外せばどうにか輪行袋にも入るので、
その後の輪行旅を楽しんでください。
せっかくの機会ですもんね。
その後に専門ショップに相談されるといいと思います。