2026-06-13

🎵旅とモールトン 三瓶山と三瓶温泉  (島根県大田市/2026年5月25〜26日)




今年のゴールデンウィークの代休は、島根県大田市(石見銀山の東辺り)にある三瓶山をぐるりと30kmサイクリングしてきました。


三瓶山は、大山隠岐国立公園に属する中国地方の活火山で、最後に噴火したのは約4000年前とされています。古くは『出雲国風土記』に「佐比賣山」として記載され、国引き神話の舞台にもなった由緒ある山です。その美しい円錐形の姿から「石見富士(いわみふじ)」とも呼ばれています。


今回は、“旅とモールトン”というコンテンツを始めてから一番遠い旅でした。片道420kmもあったので泊まりが苦手な私たちには珍しく、三瓶山にある国民宿舎に一泊しました。


延々と上っては延々と下る。そんなコースでしたが、水の張った田んぼには空や山が映り込み、ひたすら続く上り坂では鳥や虫の声に励まされ、緑に囲まれたサイクリングロードでは高低差からしばし解放され、途中途中で色んな角度の三瓶山を見上げてはパワーを貰っていました。そんなサイクリングの様子をご紹介します。


前日から準備します。

モールトン2台は輪行袋に収納して縦に積み込みました。

途中で仮眠することを想定した積み方です。


Land Rover Discovery1の場合、後部座席を畳んで跳ね上げると、運転席の後ろに畳んだ後部座席がくるので、運転席のリクライニングが倒しにくいという難点があるのですが、それを解消すべく、後部座席は畳まずに、後ろのラゲッジスペースには輪行袋に入れたモールトン2台とクーラーボックを、後部座席にはその他の荷物を積んで、リクライニングしやすい&収納スペースを大きく取る形をとりました。

車内スペースを確保したい時などは、輪行袋に収納すると車内も汚れませんし、傷も付きにくく、自転車を縦に積んでも安定するので便利です。

輪行袋の収納も1台10分ほどですがモールトン純正のキャリングバッグ(バックパック仕様)ならスムーズにいけば1台5分ぐらいで収納できます。


深夜2:00 出発

翌朝7:30 到着

(出発当日は18時に就寝して24時に起きて準備しました)


本日お世話になる 国民宿舎さんべ荘 に到着しましたGoogle Map

途中で仮眠することなく、高速道路を使って5時間半でここまで来れました。

受付で今晩宿泊することを伝えて、さんべ荘の駐車場に駐めさせてもらい、車内で1時間ほど仮眠。さんべ荘のトイレも気軽に借りることができて助かりました。


さんべ荘の駐車場にある足湯です。

長距離運転後の足湯は最高ですね。
35℃前後の非加熱源泉でぬるめのお湯でしたが、サイクリングの前に足のむくみがスッキリと取れて気分が上がりました。サイクリング前の足湯、オススメです🎵

9:15 サイクリングスタート

山間部なので朝は肌寒いかもしれないと軽防寒着を準備していましたが出番なしです。
朝9時で25℃、日中も29℃と5月末でもしっり暑いです。

さんべ荘を出てからひたすら下ります。
出発早々、和菓子屋さんが営業されていたので立ち寄りました。
日高恵比須堂 さんは朝8:00〜営業されています。

宿泊先のさんべ荘は、これまで将棋のタイトル戦が幾度も開催された施設とのこと。三瓶名物のそばまんじゅうには「羽生善治九段や藤井王将に選ばれました!」と書かれてありましたが...

そばまんじゅう は、きっと宿泊先のお着き菓子として出されるのではないかと山を張って(←せこい!)きんつば(700円)を買いました。
軽くてちょうど良い甘さで美味しかったです。

どんどん山を下りていきます。

下るということは、このあと上るということ...

もう開始早々から恐怖!


集落に下りてくると高低差が緩くなります。
三瓶温泉には二つの有名な源泉掛け流しの共同浴場があり、そのひとつ「亀の湯」は三瓶温泉で一番歴史のある温泉です。

”ぬる湯” の35度の温泉で、夕方から加温されるとのこと。
亀の湯ホームページには「夏以外は覚悟が必要です(笑)」と書かれてありました。
9:00〜21:00まで営業されていてこの時も営業中でしたが、先を急ぐので記念写真だけ撮りました。

集落を抜けると徐々に高度が上り始めます。

10:00
三瓶山 東の原に到着。(スタートから45分経過)

三瓶山は東の原、北の原、西の原と大きく三つのエリアに分かれていて、この東の原には三瓶の峰が一望できる三瓶観光リフトがあります。
また、登山口として利用される方も多く、東の原の駐車場にクルマを駐めて登山を楽しまれている方をたくさん見かけました。

綺麗なトイレもあるのでトイレ休憩スポットです。
右手で指した東の原から、左手で指した北の原を目指します。

すでに汗だくです。

持参した蜂蜜レモンで補給します。

山間部ですがしっかり暑いです。750mlの麦茶を携行していましたが、それが無くなるのも時間の問題です。

念のため予備の冷たい麦茶をパニアバッグに忍ばせていましたが、予想より早く補充することになりそうです。結局この日は、昼食場所や立ち寄った休憩ポイントを除いて一人あたり1L飲み干しました。

観光スポットには自販機がありましたが、それ以外は見つけられなかったので、三瓶山サイクリングの水分補給は自販機を見つけたら途中で購入するか、事前に準備しておくと安心です。


10:25

三瓶観光リフトはこの奥です。

東の原展望テラスでは、山頂で味わう 天空の朝ごはん というイベントが開催されています。日の出とともにドイツパンやスープ、コーヒーなどの朝食がいただける魅力的なイベントです。特別な朝が迎えられそうですが、日の出の1時間前集合になるため、サイクリングの翌日となるとなかなか厳しいスケジュール...あと何泊かする必要がありますね。


画像右手に進むと、入り口が少しわかりにくい細い道ですが、北の原に続くサイクリングロード(三瓶山ヘルシー トレイリングコース/三瓶山自転車専用道路)に出られます。



ここまで走ってきたところでも黒アゲハやモンシロチョウ、モンキチョウなどたくさん見かけました。このサイクリングロードに入ってから青い綺麗な模様の黒いアゲハ(おそらくミヤマクロアゲハ)がたくさん舞っていて、途中まで右に左に前に後ろにと並走してきました。

縄張りを守るための追跡だったのか、はたまた歓迎してくれていたのか分かりませんが、結構な距離の戯れ具合?だったので不思議な時間でした。


後で調べると、黒・紺・青などの服装の場合は同類のライバル、もしくは魅力的なメスに見えている。また赤やピンク(この日来ていたシャツ)が「ツツジ」や「ヒガンバナ」など花の蜜を連想させ、確かめるためにしつこく追尾することがあるようです。さらには水分や塩分といった汗の匂い(ミネラル)にも反応するそうで、自転車乗りやランナーの間では、黒アゲハに追跡されるのは「あるある」なんだそうです。

この日は特にピンクのシャツに反応していた感じだったので、服の色&汗に反応したのでしょうか...。初めて知りました。興味深いですね。


要所要所にこんな看板がありました。親切なサイクリングロードです。

この日は自転車と一度もすれ違いませんでしたが、一度だけトレイルウォーカーとすれ違いました。

トレッキングを楽しまれる方もいらっしゃるのと急カーブや枯葉、ダートなど滑りやすい箇所もあるので、ここはスピードを抑えて、森のマイナスイオンを感じながらのんびりゆっくり楽しむコースですね。


森を抜けたら三瓶山が目の前に!

気持ちいい


11:00 (スタートから1時間45分経過)

地図上の赤で表示されているところが現在地です。

左手で指したの東の原から、右手で指した北の原まであと少しです。


ちょっとしたダートもありました。


「この先急な坂のため自転車は降りて通行してください」との案内が…


本当に案内通り急な下り坂だったので降りて歩きました。

気持ちよく走っていると注意散漫になるので、こうやって予告してくれると助かります。


カキツバタが見頃だと案内されていた「姫逃池」へ向かいます。


11:10
姫逃池(ひめのがいけ)
先日走った上賀茂神社の摂社 大田神社サイクリング で時期が早くて見られなかったカキツバタが三瓶山で見れました。まさに桃源郷です。ちょうど満開でため息が出ました。
ちなみに5月中旬から6月にかけてが見頃だそうです。






姫逃池の先にあるランチのお店に向かう途中に 島根県立三瓶自然館サヒメル がありました。

三瓶自然館サヒメルは時間の都合で入館しなかったのですが、姫逃池側の入り口には島根半島や隠岐諸島などたくさんの観光マップや、三瓶の自然についてのタッチパネルもあって、東の原の辺りから蝉に似た虫の鳴き声がずーと聞こえていて、蝉の季節にはまだ早いけど何だろう?と気になっていたのですが、この三瓶自然館で4月~6月に活動する”ハルゼミ”であることが分かりました。スッキリ。


111:40

三瓶自然館サヒメル内にもお蕎麦屋さんがあるのですが、土日祝のみの営業で平日だとこの辺りでは向かい側にあるSANBE BURGER一択になります。火曜が定休日ですのでご注意を。

三瓶わさびバーガー ¥940 + ポテト&カフェset  ¥540
三瓶バーガー ¥830+ ポテト&カフェset  ¥540

三瓶わさびバーガー と 三瓶バーガー 

島根県産の牛肉と豚肉100%で、つなぎを使わず注文後に一枚一枚炭火で焼かれています。
普段はあまりハンバーガーを食べませんが、汗だくのサイクリングの途中でも重たくなくてスルスルと胃の中に消えていきました。
とにかく炭火で焼かれた香ばしいパテが美味しかったです。地元の新鮮な野菜にバンズも地元パン工房の特注だそうで、ケチャップやマヨネーズも最小限に抑えられていて食材の美味しさがしっかりと感じられました。
特に三瓶はわさびの産地でもあるので、ピリリと刺激のある三瓶わさびバーガーは後を引く美味しさです♪

12:30
SAMBE BARGER を出発。
自転車ラックもありました。
木の上に鳥の巣箱が設置されていて、小鳥の出入りがしっかりと見られましたよ。

三瓶の岩清水  Google Map

三瓶バーガーからは下りのターンです。
途中の ”三瓶の岩清水” では三瓶山の地下水が湧き出ています。
猛暑でも13℃以下で口当たりも柔らかく、コーヒーやお茶用に地元の方から人気の湧水なんだそうです。
カキツバタの姫逃池があった北の原エリアにはキャンプ場がありますが、そこを利用されている方もここの湧水を汲みに来られるそうです。下流ではわさびの栽培も行われています。

"三瓶の岩清水" から延々と下り、橋の上を通ったので止まってふと下を覗くとわさびが栽培されていました。

わさびの栽培が行われているということは、ここは "三瓶の岩清水" の下流になるんですね。めちゃめちゃ綺麗な水が流れていました。

ひたすら下ってきたところで、”三瓶小豆原埋没林公園”の看板が見えてきました。

13:00

約4000年前の縄文時代に火山噴火によって地中へと埋もれた森(埋没林)を、発掘した状態で展示している世界でも数少ない博物館です。

入場料:大人350円→割引券で280円に

今朝出発する前に宿泊施設のさんべ荘に割引券が置いてあったので280円で入場できました。

展示室は冷んやりとしています。

水田工事の際に出現した巨大な立木。国の天然記念物に指定されています。
この展示室には4000年前の縄文時代の地面に根を張ったままの立木と流木群が展示されています。巨木が長い幹を残して直立していることが特徴で、工事中に撮影された一枚の立木の写真から採掘が始まり、周囲から次々に立木が見つかって、森の状態で埋もれていることが分かったそうです。

縄文の森ミュージアムのパンフレットにはこう書かれてありました。

”土石流によって谷がせき止め湖になり、川の水が運んだ火山灰が木々を深く埋めたことが分かりました。
いくつもの偶然が重なり、森が埋もれて残ったことが解き明かされていったのです。”

最大年輪数は636本(スギ)で、発見された立木数は30本にも上るそうです。

奇跡的な偶然が重なって、噴火の熱でも燃え尽きず木質までが残っている、それが4000年も前の縄文時代のものだと測定されて、いまそれを目の前で見ていることの不思議。
展示室では並々ならぬ努力でこのように維持されていることが分かりますが、日帰りサイクリングだったら興味があってもサイクリングを優先して十中八九立ち寄っていなかったと思います。いずれはこの巨木も朽ちてしまうとのことなので、この機会に見ることが出来て本当に良かったです。

テンションが上がってお土産もたくさん買ってしまいました。

大田ウメサイダー、大田ユズサイダー 各230円
鎮守の森 宮脇昭 (植物生体学者) 924円
神と自然の景観論 野本寛一(民俗学者) 1,375円
知られざる縄文ライフ 譽田亜紀子 1,650円
石見焼 もりしげ すり鉢 1,320円
もりしげ ブナのすりこぎ8号(天然木) 638円

縄文の森ミュージアムのホームページで事前調査していた "4000年前の出土木を用いたキーホルダー的なもの" が欲しかったので買えて良かったです。材料に限りがあるため数量限定ですと紹介されていて、来場者のみ購入できるとのことでしたが、売店の下の目立たないところに展示販売されていました。

スタッフの方に「縄文時代の本はどれも専門的で難しいものが多くて、シンプルで分かりやすい本ってありますか」と尋ねたら『知られざる縄文ライフ"』を紹介していただいて「子供向けに作られているものですが分かりやすくて大人も楽しめる本ですよ」と書籍の一部をPC画面で見せていただいたりして、可愛らしい絵付きでめちゃめちゃ分かりやすい感じだったので買いました。いま読んでいるところですが、縄文時代は真実が解明されていない部分が多い中、著者と一緒に想像しながら読み進めていく内容で興味深いです。

常時、展示販売されているかは不明ですが、石見地方の伝統的な陶器 "石見焼(いわみやき)" も販売されていました。
すり鉢が欲しくて探していたんですが、値段の折り合いが付けられずにぐずぐずしていたところ、ここ縄文の森ミュージアムで大きさも価格もちょうど良いすり鉢に出会えました。荷物になることもお構いなしに買いました。すりこぎ8号も、たたきごぼうやたたきキューリにちょうど良い大きさで大満足です。
他にも勾玉や琥珀、天然石もこんな値段で買えるの?と相場が幾らか分からないのでなんとも言えませんが、それでもリーズナブルに感じたので、琥珀好き、天然石好きの方ならきっと楽しめる売店だと思います。
愛とロマンが詰まった縄文の森ミュージアム、縄文時代にご興味のある方はぜひ足を運んでいただきたいスポットです♪

14:00  しっかり1時間縄文の森ミュージアムを楽しんで出発。

14:10 
891年創建 佐比賣山神社(さひめやま じんじゃ) Google Map

縄文の森ミュージアムを起点に今度は上りのターンです。

佐比賣山は三瓶山の古名で、出雲國風土記の「国引き神話」の杭に見立てられた神聖な山とのこと。

国を広くしようとした神様(八束水巨津野命/やつかみずおみつのみこと)が海の向こうから土地を引っ張ってきた際、その網を繋ぎ止める「杭(くい)」にしたのが、この佐比賣山と鳥取の大山だとされています。

 
大田市日本遺産推進協議会の佐比賣山神社を紹介するページには、三瓶山の歴史をはじめ多根神楽についても書かれてありました。

” 三瓶山の山麓では8ヶ所の湧水ごとに集落ができ、それぞれの集落に三瓶山をまつる神社があったと伝わります。”

" 多根神楽:三瓶町多根地区に伝わる神楽で、明治時代に神職による神楽が禁止された後、佐比賣山神社の神職から多根の住民に受け継がれ、継承してきました。
石見神楽はテンポの速い八調子が主流になっていますが、多根神楽は原型にあたる六調子の優美な舞を伝え、大田市の無形民族文化財に指定されています。
佐比賣山神社の例大祭や、7年ごとに執り行われる農耕神事の大元祭でこの神楽が奉納されます。"

と書かれてありました。
綺麗な水が湧くところには豊かな生活や独自の文化が生まれるのでしょうね。
多根神楽は定期公演もされているそうなのでいつか見てみたいです。


ところどころで三瓶山が見えます。
三瓶山が見えると嬉しくて元気が出ます。

15:20
三瓶神社 鳥居前 Google Map
 
集落を走っていると不意に現れる三瓶神社の鳥居。
参道のずっと先を見ても拝殿が見えません。

とにかく進んでみますが、それらしい建物が見つけられなかったので折り返しました。

5月末の三瓶山は、どの集落にも美しく整えられた水田が見られ、その水田から丁寧な暮らしが伝わってきます。本当に綺麗です。


15:30

目の前に真っ直ぐ伸びる坂道が見えてきて、心が折れそうになっていたところに、ちょうど立ち寄りたかったカフェが現れました!
ただただボディブローのようにゆるゆると長い坂が続いていたので、どこを走っているのかさえ分からない状態だったのでこのタイミングで有難い!はぁ〜助かったー!

カフェと農業の両立を目指されているお店です。
和かなご夫婦に迎えていただき、疲れも癒やされました。
メニューもリーズナブルでどれも美味しそうでしたが、汗だくだったので冷たいものをオーダーしました。

そば茶のコーディアル ソーダ ¥400(クラフトコーラ的な飲み物と説明されていました)
自家製 梅のコーディアル ソーダ ¥400
ぜんざいアイスクリーム ¥350

そば茶のソーダは、初めて飲むクセになる風味で梅ソーダはスッキリと熱った体を冷やしてくれました。ぜんざいを見た時はボリューミーで食べられるかな?と心配しましたが、ほんのり塩味が効いたぜんざいに後味スッキリのアイスクリームがちょうど良くて、あっという間に無くなりました。

こちらのカフェが三瓶神社の鳥居から近い場所にあったので、気になっていた三瓶神社のことを尋ねたら「三瓶神社、ありますよ。鳥居の先を進んでいくとあるんですが、いまはどうかな?手入れされているかな?...って感じです」と教えていただいて、やっぱりあの先にあったんだ!と辿り着けず少し残念に思いましたが、こちらのお店にも出会えたこと、ひと息つけたことでその気持ちも薄れました。
三瓶山のサイクリングの際は、ぜひ立ち寄りのリストに加えていただきたいカフェです♪

カウンターにシフォンケーキが並んでいて常温で持ち歩いても大丈夫そうな感じだったので思わずコーヒーと一緒に買いました。

抹茶のシフォンケーキ  各¥200
コーヒー House Blend、AP LIGHT   各¥240

浅煎りコーヒーが苦手なんですが、そういうこともなく、どちらも飲みやすく美味しいコーヒーでした♪
翌朝さんべ荘の売店でも販売されていることに気づいたんですが全部売り切れてました。
焙煎所なのに暑すぎてソーダを注文したのでお店で買えて良かったです。

16:00 and peopleさんを後にしました。

and peopleさんからの直線の上り坂が一番キツかったです。
それでも緑豊かな自然林で草木も低く近いため気持ちの良いコースでした。
自然林の上り坂が途切れた先に...またまた三瓶山です♪
ご褒美のように現れてくれる三瓶山。疲れが吹き飛びます。

このモールトン...お互いもたれ掛けさせて絶妙なバランスで立てています。
でもこれ、何度か失敗して倒しています...。

「定めの松」

樹齢400年のクロマツ。
元は街道を挟んで東西に一本ずつ植えられていて、樹高は21mもあったそうです。
旅人や里人の道標として、地域のシンボルとして親しまれきたそうですが、現在は天寿を全うして二世松が受け継いでいます。(案内板の後ろにヒョロリと伸びているのが二世松)
立派なクロマツです。

16:30 西の原

ようやく終盤まで来ました。
西の原の草原では牛が放牧されています。
春には風物詩の「火入れ」も行われ、草原環境を維持されています。

三瓶山は、家族の名前で
「男三瓶山(おさんべさん)」
「女三瓶山(めさんべさん)」
「子三瓶山(こさんべさん)」
「孫三瓶山(まごさんべさん)」
と複数の峰から構成されていて、西の原からは、おそらく男三瓶山(左)、子三瓶山(右)が見えていると思われます。

はじめてスマホでパノラマで撮影してみましたが...歪みがスゴイ....
ぐにゃりと歪んでいますが、こんな感じで西の原には広大な草原が広がっています。
遠くの方で牛が放牧されていました。

またここ西の原にはカフェやレストラン、観光案内や休憩所などがある「山の駅さんべ」という良さげな立ち寄りスポットがあります。
この日は月曜で定休日だったので立ち寄れませんでしが、週末以外は10:00~14:00の営業なのでどちらにせよ無理という...開いていたら絶対に立ち寄ってたんですけどね。


17:00 (スタートから8時間45分)
さんべ荘に帰ってきました。
汗だくで疲れましたが達成感がありますね。
そしてサイクリングの締めくくりは源泉掛け流し温泉です♪やったー!

その前に...
モールトンを輪行袋に収納してクルマに積み込み、
バッグドアが開けられないようにクルマを壁ギリギリまで後ろに下げて駐車しておきます。

お部屋は和室をセレクト。
お着き菓子も予想が的中!
今朝立ち寄った日高恵比須堂さんの”そばまんじゅう”でした!イエイ♪
藤井聡太竜王・名人や羽生善治九段が対局中のおやつに選ばれたとあって、集中力を高めてくれそうなしっかりと甘さを感じるおまんじゅうでした。

足音などの生活音や話し声も聞こえず、静かで過ごしやすいお部屋でした。
目の前は山の景色だけで建物がないので終始レースカーテンで過ごしていました。
差し込む朝日が気持ちよかったです。

17:30
夕食はこんな感じです。疲れているのでこのぐらいが丁度良かったです。ごはんはおかわり自由で、特にお造りに添えられていた ”三瓶わさび” が絶品。カレイの焼き物も美味しくて、海の幸と山の幸、自然豊かな島根のごちそうを頂きました。

7:30
朝風呂の後はハーフバイキング形式の朝食です。

ここで、さんべ荘の源泉掛け流し温泉について触れておきたいのですが、男女合わせて16種類も露天風呂があり、その中に加温していない非加熱源泉掛け流し風呂がいくつかあるのですが、その35℃前後の非加熱のお風呂が凄く良くて身体がめちゃくちゃ整いました。サイクリングの後は疲れを長引かせないためにも温泉に浸かりたくなりますね。(温泉によるサイクリング後の疲労回復効果を一度経験してから、温泉が必須になりつつあります)
三瓶温泉は美肌の湯としても知られていて、すり傷もグッと改善されたので毎日浸かりたいぐらいです。ほんと薬入らずですね。
島根県大田市には山あいの秘湯など、たくさん温泉があるので他の地域もサイクリングしてみたいです。

棋士の渡辺明九段もさんべ荘で王将防衛された際にそば打ち体験をされたご様子。
笑顔が素敵です。

大田の天然大あなご....食べたかったのですが願い叶わず...。
さんべ荘では、あなご丼のテイクアウトもされているのですが、レストラン開店時の11:30からの提供なので諦めて、大田商工会が発行されている「大あなご料理店一覧」を前日に見つけて出力していたので、どこかで食べられるのではないかと探しましたが、お休みだったり11:00以降だったりで叶わず...。
早朝に出漁して夕方港に戻ってくる伝統漁業「一日漁」で水揚げされた鮮度抜群の天然大あなご、食べたかった〜。

ちなみに国民宿舎さんべ荘の宿泊料金は、5月末の平日で一人17,750円(税込)でした。前日予約でこの価格でしたので、もう少し早く予約すると料金も安くなると思います。
私たちは、全体的に天気が不安定な時期だったので前日まで天気予報を注視していたら結局前日予約となってしまいました。

三瓶山の各施設で必ず展示されていた島根県のポスター。
買いたかったんですが、環境省が発行されているものらしくて買えませんでした...。
ものすごく臨場感があって分かりやすい素晴らしいポスターです。

朝9:00  さんべ荘を出発しました。

<番外編1>
ここからは番外編です!
帰りは、せっかくなのでMoku2+4まで続く下道の国道9号線で420km程の道のりをゆっくり帰ることにして、島根観光と言いますか、前半は道の駅めぐりみたいな感じになっちゃってますが、出雲大社へお詣りもしてきました。まだまだ山陰地方の魅力は続きます。

朝9:00過ぎ
西の原の草原の入り口に放牧された牛たちが...朝からのどかです。
放牧は江戸時代前期(17世紀)から続いてるそうで、
大田市日本遺産推進協議会の 三瓶山の牧野景観 のページでは

" 火山灰土壌の土地は水に乏しく、田畑に利用できないものでした。
この土地を使って牛馬を飼育することを奨励したのは、江戸時代の前半に石見銀山領内に置かれた吉永藩でした。
農耕や荷物運搬の労働力として重要だった牛の飼育は、経済振興策でもありました。"

と書かれてあり、餌となる草を牛が食べ、草原の森林化を防ぎながら役牛(はたらきうし)としての役目も担う、自然の循環を利用した素晴らしいシステムが江戸時代から行われていたのですね。現在は繁殖用の牛を放牧しているそうですが、土地のデメリットをメリット変えた先人たちの知恵にただただ感服するばかりです。

10:00

三瓶高原茶 130g 756円
一宮酒造 石見銀山 純米冷酒 528円
一宮酒造 石見銀山 特別純米酒 箱入り 1,815円
しじみバター醤油せんべい 540円
ピーナッツせんべい 480円

こちらで穴子寿司が買えるのではないかと、しぶとく淡い期待を込めて訪れてみましたが、ありませんでした...。
もう朝から暑すぎて「島根の地コーラ」買いました。
普段コーラを飲まないので知識不足ですが、こだわりの詰まったコーラとお見受けしました。余計なものが一切入ってなくて、甜菜糖と何十種類ものスパイスが配合された味わい深くて美味しいクラフトコーラです♪

コーラ以外にも地元特産品をたくさん買いました。
右画像の手前にある「三瓶高原茶」は宿泊した ”さんべ荘” の食事の際に出されていたものと同じなんじゃないかと踏んで購入したところ正解でした。少し個性的な風味で印象深かったんですが、それもそのはず、カワラケツメイという野草のお茶でした。焙煎した香ばしい薫りが特徴的で、好みが分かれるとは思いますが、この野草茶を飲むと三瓶山を思い出します。味覚で旅の思い出に浸れるお土産も良いなと思いました。

出雲神話の国造り神話に登場する「静之窟」へ  Google Map

縄文の森ミュージアムでは、大田市の見どころをパネルで展示されていたのですが、その中で気になっていた一つ「静之窟」が帰りと逆方向ですが道の駅ロード銀山から8kmほどのところにあるので向かいました。
途中までは国道でアクセスは簡単ですが、海に近づくにつれUターンも厳しいほど入り組んだ細道の集落になり、道を尋ねた住民の方も「細くて急な下り坂ですがすぐ近くですよ」と教えていただきました。

画像の看板が見えてきたら左に曲がります。

10:40
この先はもう海岸なのですが家屋が密集する港町で、辿り着いてから駐車場のことを全く考えていなかったことを反省...。駐めるところが無くて焦りました。たまたま近くで農作業されていた方に「そこの空き地なら駐めても大丈夫」と教えていただけたので事なきを得ましたが...有難い...。静之窟のある海岸はこの右側です。

すぐ海岸に出ます。
突き当たって左に目を移すと...

静之窟(しずのいわや)の鳥居が見えてきました。

激しい火山活動と海の波による侵食によって作られた洞窟(海食洞)です。
内部で二つの入り口が繋がっている珍しい構造で、絶妙なパワーバランスによって生まれているとのこと。

静之窟は出雲神話において、大己貴命(おおなむちのみこと/大国主命の若い頃の名前)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神がこの地を訪れ、「国造り」のための具体的な策を練った仮の住まいとして伝えられている場所です。
この洞窟は神話だけでなく、日本最古の歌集である「万葉集」にも「志都之石室(しづのいわや)」の名で登場します。

現在は崩落の危険があるため立ち入り禁止となっていますが、この日は海が穏やかで、ひんやりと冷たい空気と静かな波の音がとても落ち着きます。

かつてはこの海食洞の中に大己貴命と少彦名命が祀られていたそうですが、高波による被害が重なり、別の場所へ遷座されたものの山津波で社殿が大破したため、現在はさらに別の場所へ再遷座されたそうです。

静間神社(しずま じんじゃ)式内社
創建:仁和二年(886年)

静之窟へ行く途中に立派な神社があり、帰りに立ち寄る予定でしたが、なんとここが静之窟から再遷座された神社でした。事前情報なく訪れたのでお詣りできて嬉しかったです。

扉が開いていたので中でお詣りさせていただきました。
勇ましい神楽のお面が飾られています。
温もりを感じる元気の出る神社でした。

11:00 静間神社を後にします。

12:00 道の駅 キララ多岐に到着。 Google Map

「海鮮丼ごゑん」さんでお昼ご飯です!
左が山陰・日本海の新鮮な魚介をふんだんに使ったご当地名物 海鮮丼 2,300円
右が日本海に来たら一度は食べてとメニューに書かれてあった イカ丼 2,200円

道の駅 キララ多岐でも特産品を買いました。
多岐町ではいちぢくが名産品のようで、「蓬莱柿(ほうらいし)」という希少な品種で糖度が高くミネラルも豊富とのこと。多岐いちじくを使った製品がたくさん並んでいました。

フランス・ヴェゼノーブルいちぢく収穫祭で最優秀賞を受賞した 干しいちじく 933円
いちじくと米麹だけで作られた たきの いちじく あまざけ 800円

いちじくの甘酒は賞味期限が8月までなので、もっと暑い季節の夏バテ対策用に取っておくとして、干しいちぢくは自然な甘さでめちゃくちゃ美味しかったです。個装されているのでサイクリング時にもオススメです♪

13:00 出雲大社へやって参りました。

スケールが凄くて圧倒されっぱなしでした。
参拝者用の広い無料駐車場が設けられていたのも驚きです。有難いですね。

出雲大社のすぐそばにある「道の駅 大社ご縁広場」の出雲物産館にも立ち寄って地元の特産品を買いました。
無料の足湯があったので、足湯にも浸かってきました!
足拭き用タオルの自販機もあって、スッキリするのでオススメですよ〜。

奥出雲町 奥出雲酒造のあまざけ 780g   1,230円
島根県邑智郡 垣崎醤油店 糀みそ 1kg  810円
島根県雲南市 木次乳業スーパープレミアムアイスクリーム(乳化剤・安定剤・合成着色料不使用) ストロベリー 380円
島根県出雲市 出雲生姜じんじゃエール(出雲地方の神社をお護りするために売上の一部が寄付されます) 380円

14:30  道の駅 大社ご縁広場を出発

目の前に見えるのは中国地方の最高峰、大山です!
以前、島根県美保関へ日帰りで輪行する強行に出たのですが(泊まりが苦手なので...)、終盤の境港から鳥取県の米子方面に続く強風の弓ヶ浜サイクリングロードを走った際、ずーと大山が見えていて、しんどかった記憶しかなくて、大山に対しては良いイメージが持てなかったのですが、今回見た大山はクルマからの景色なのに、それはそれは雄大で終始引き込まれました。

16:30 JR山陰本線最古の駅舎 御来屋駅に到着。

以前から気になっていたカフェが御来屋駅の駅舎内にあって、ここは輪行の候補としてずっと上がっていて、いつか訪れたいと思っていたところです。時間も時間だったのでダメ元で寄ってみたところ、お店の電気が付いていたのでお店の前まで行ってみると...


店主さんが出てきてくださって「飲み物ならご用意できますよ」と言ってくださったのでお言葉に甘えてお邪魔しました。

ブレンドコーヒーと和紅茶 各500円
発酵と薬膳をテーマに地元の食材をたくさん使った「糀まちごはん」をいつか食べたいと思っていますが人気のお店だと思うので予約は必須かと思われます。

カウンターから駅のホームが見え、到着する可愛らしい汽車を眺めながら過ごせます。

オーナーさんは以前、京都に住んでおられた時期があるとのことで、今でも月に1〜2度、国道9号線で京都に来られているそうです。私たちは今回も気合を入れて山陰地方を訪れたのですが、もっと気軽に来られるように意識改革をせねばと思いました。
イメージが刷新された大山で早くサイクリングがしたいです。坂は避けられないでしょうけども、それも旅の醍醐味です。帰宅後早速ルートを色々と練っています。

 
店内も可愛らしくて落ち着きます。

チャーミングな女性オーナーさんと、ちょうど地元のお客さんもおられて、お二人から大山の魅力をたくさん伺うことができました。
お店の窓からも大山が見えていて、毎日あの大山を見たら人生観も変わりそうだなと、本当に良い時間が過ごせました。
その節はありがとうございました。

17:30  糀まち食堂を後にしました。


ちなみに、糀まち食堂で出会ったお客さんからオススメのお店を教えていただいたんですが、行きそびれてしまって(目の前を通ったのですが、対向車線で見つけた時が速度に乗った状態で開いてる様子も見られなかったので勝手に営業時間外だと思い込んでしまいました...。夜は夕方の17:00〜営業されています!)、せっかくなのでご紹介しますね♪

定食からうどん、丼など色々とメニューがあるそうですが、「牛骨ラーメンがオススメ♪」と言われていました。教えてもらえなければ十中八九、気にも止めず通り過ぎていたお店だと思うので、いつかリベンジしたいです!

23:00 帰宅
暗闇の中、延々と国道9号線を走りましたが、灯りのともる温泉街などいろんな地域が見られてサイクリング候補地の参考になって、疲れはしましたが、それはそれで楽しいドライブになりました。


<番外編その2>

普段長距離運転をしないので、前日9時間のクルマ移動は結構カラダに堪えました...。
なので、京都嵐山近くの三条通り沿いにあるスーパー銭湯へ行ってきました。
しょっちゅう前の通りを走っているのですが、源泉掛け流しの温泉があることを知りませんでした。クルマで向かいましたが、駐輪所も入り口の人通りの多い場所にあるので安心です。

入館料:平日一人 1,200円(一般価格/会員価格は1,050円)

入り口には数々の賞状が飾られていました。
新しいもので「ニフティ温泉 年間ランキング2025年京都府総合1位」など、そうそうたる受賞歴です。全く存じ上げず...。
館内も清潔で源泉掛け流し温泉の他にも、様々なお風呂がありました。
脱衣所の数もパウダールームも充実していて、夕方5時頃でしたがドライヤー待ちもなく過ごしやすいお風呂でした。

お食事だけの利用はできない仕組みで、温泉施設を利用する方専用の食事処です。
メニューも期間限定など豊富です。

熟成おろしとんかつ定食 1,630円(一般価格/会員価格は1,530円)
牛汁と山菜てんぷら定食 1,930円(一般価格/会員価格は1,830円)

温泉に入って正解でした〜〜〜。
睡眠だけではそう簡単に疲れが取れなくなってきているので、こういった施設が近くにあるのは有り難いです。
この日は何も分からずに一般会員で入館しましたが、その場で会員(入会金200円が必要)にもなれるそうで有効期限は1年間ですが、入館料と食事の割引で年会費の元が取れるので、こちらでお食事されるなら一回の利用でも入会する方がお得だと思いました。
無料の駐車場も150台あるので、京都にお住まいの方は元より、遠方の方も京都にお越しの際は交通の便も良いのでオススメですよ〜♪


<まとめ>
長編のレポートとなりましたが、慣例により一応感じたことをまとめたいと思います。

走行距離:30km
走行時間:8時間45分

行きは高速道路で5時間半、帰りは道の駅などに寄り道しながら9時間かけて下道の山陰線(京都市下京区から山口県下関市まで続く西日本一長い国道9号線)で帰路に着き、往復840kmでした。ちなみにMoku2+4は国道9号線沿いにあります。

日本のさまざまな地域をモールトンで深掘りしたいといつも考えています。
クルマやバイクの乗り入れができない自転車専用道路を三瓶山でも見つけたのでルートに取り入れました。限られた時間でその地域を深掘りできるのは、やっぱり自転車の魅力だと思いますし、旅の密度がグッと濃くなります。

歳を重ねるにつれて、時間の使い方や考えも変化してきています。
自転車に限らず、好きなものとゆっくり旅に出かけるというのは、忙し過ぎる毎日の自分と向き合える貴重な時間なのかもしれません。

ゆとりが無いから早く正解に辿り着きたい。
毎日慌ただしく過ぎていくの中でゆとりを持つことって難しいと感じています。
本当に意識をしないと一瞬で時間が過ぎていく...。
だから時間がゆるやかに流れる「旅」っていいなぁと感じます。
私達の旅はどれだけ遠くへ行こうともモールトンは必須です。

走行距離は30km程度ですが、獲得標高は約700m。
パニアバッグには途中で買った和菓子にどんどん増えていくお土産、サーモスに入れた予備の冷たいお茶に、丈夫な鍵3つ、その外諸々で1台の車両重量が20kg弱ぐらいはあったと思います。そんな感じなので30kmでも体力を存分に使いました。
走りに特化したロードバイクは軽量でシンプルな装いなので30kmだとすぐに走り終えると思いますが、ゆっくりのんびり走ることにも長けている折り畳み自転車や小径車は、色々と立ち寄りながら楽しめる三瓶山の周回サイクリングにピッタリだと思います。

山陰地方にはまだまだ「日本の原風景」がしっかりと残っていると感じました。
二度目の山陰地方で今回も島根・鳥取のほんの一部だけでしたが、山陰地方には一度の旅では味わい尽くせない、重層的なおもしろさが至る所に潜んでいる。そう思います。

三瓶山は、火山が作った島根のダイナミックな歴史を五感で楽しむことができる山です。
上り坂はしんどいですが、神々が宿る山と伝えられているからでしょうか、後ろから背中を押されているような、ず〜と温かい雰囲気を感じながら走れていたので、しんどいけどしんどくない、そんな感じでした。

午前中に走り出せば、良い時間帯に昼食場所もありますし、中盤には三瓶自然館や縄文ミュージアムで知的なひとときも過ごせます。後半は上り基調ですが、心折れそうなタイミングでカフェが現れて生き返りポイントになったりと、走って、学んで、英気も養えて、すっかり三瓶山のファンになりました。

三瓶山サイクリング & 三瓶温泉でリフレッシュするひとときはいかがでしょうか♪


最後にどなたでも共有できる無料アプリ”Ride with GPS"で作成したルートを載せています。サイクリングのご参考にしていただけると幸いです。