ブルックスとのコラボレートモデル 150台限定 EARL GREY 1866。 新車から少しカスタマイズしました。 |
左)ハンドルステムはモールトン純正オプションのウィッシュボーンステム
スレッド仕様を取付け。
右)ハンドルステムをカスタマイズする流れで、ヘッドセットも交換。
Moku2+4オリジナルの17インチアルミマットガード。
サドルとグリップはBROOKS 限定仕様。
ーーーー組み立て編ーーーー
イギリスより届いた完成車を、一旦バラバラに分解して組み立て直します。 |
フロントフォークをアヘッド仕様からスレッド仕様にカスタマイズするため、 ヘッドパーツを取り外していきます。 |
ヘッドパーツを取り外したら、ヘッドチューブ長を計測。 |
ヘッドチューブの計測値を元に、フォークコラムを短く切断。
フォークコラム先端のネジ切り加工出来上がり。
思いのほか、このネジ切り加工が結構手間がかかります。
リアフォークの動きを点検。 |
右)リアフォークピボットの調整は、スピンドルを削る場合やシムを使う方法もあり、
時と場合によって使い分ける方のがベストだと思います。
ラバーコーンの取付け穴のネジ山が硬かったのでタッピング。 |
フレームをアライメント定盤にセット。 |
リアエンド幅とリアエンド位置を点検。
左右のリアエンド位置が少しズレていたので削ります。 |
削った後は少しガタガタになるので、研磨して滑らかにします。
次はフォークアライメント点検。
フロントフォークのエンド位置も点検すると、少しズレています。
またまた、削って修正します。 モールトンで削っている写真をよく載せますが、 そもそもモールトン以外の小径車やロードバイクの完成車で、 エンド位置がピッタリ合っている事は殆どないかもしれませんね。 |
サスペンションの動きを良くするために、サスペンションピストンを少し加工。 |
サスペンション ハイトアジャスターのネジ山が硬かったので、タッピングで修正。 全てを分解していかないと、こういう細かいところが気付きません。 |
最後に分割部のキングピン脱落ストッパーボルトの加工をします。
イギリスより届いた状態はイモネジを使っていますが、このイモネジが厄介です。
詳しくはこちらの組み立て編に載せています>>>
旋盤で市販のボルトを加工していきます。 |
左)加工前のボルト、右)加工後のボルト |
左)製作したボルト、右)純正のボルト(イモネジ) |
こんな感じで完成。 そろそろ本国も気付いてくれると手間が大変助かるんですけどね。 |