2016-05-06

Tommasini Sintesi 別注カラー

ベースカラーをグリーン、ロゴをイエローにオーダーしました。
コンポーネントはCampagnolo ATHENA Carbon。
ホイールはCampagnolo のエントリーモデルのKAMSINですが、
シンプルにするためステッカーを剥がしました。
左)ステッカー無し、右)ステッカー有り

タイヤはスキンサイドのVELOFLEX
バーテープは質感を上げるため革にして色はブラック。
どこかに、ワンポイントで赤が欲しいという事で、
cinelliのバーエンドキャップを赤に塗装。
(車の塗装をされている顧客さんに塗ってもらいました)
ステムはcinelli(チネリ)の現行品。


ロードレーサーはシートポストが低いより少しでも高い方がかっこいいんですが、そこを意識するとサドルとハンドルとの落差が大きくなってしまいます。
シートポストを出しながらアップライトなポジションにするため、コラムスペーサーを加工して取付け。

 左)サドルはSelle ITALIA のVintageシリーズのSLR Nubuk。
右)シートポストはイタリアの「PMP」チタンシートポスト

 ケーブルはVintage調ケーブル。
色は少しだけトーンを落としたクリアーブラックを選択。
左画像)左側:クリアー、右側:クリアーブラック


ーーーーーー組み立て編ーーーーーー


 メッキ剥がれを防ぐためエッジ部分を軽くRに研磨してからフレームの切削します。

ヘッドチューブもエッジ部分を軽くRに研磨しからリーマーがけ。

シートチューブは塗装膜やロウによる段付きなどがあると、
シートポストが硬くて入らないので、リーマーがけ。

フレームの下処理が出来たら、フレーム点検と修正。
 リアエンド幅は少し修正しながら、左右のエンド位置を確認。

 リアエンド位置が0.8mm程ズレていたんで、調整ネジとフレームとの隙間にワッシャーを入れておきます。
隙間があって緩んでいるように見えると、ついつい締めてしまうのを防ぐためです。
自転車に詳しい方ならワッシャーを入れなくても全く問題ないんですが、初心者の方や自分で触りたくない方にはこのような事をしておきます。

 フォークコラムの余分を切って、切断面はヤスリで滑らかに削ります。
結構切っぱなしな自転車多いですね。