2016-05-16

旅のお便り 3月22日『BROMPTONで岡山県 吹屋ふるさと村へ』

先日、瀬戸内海の島々をBROMPTONで巡られた京都市在住の顧客さんから、
またまた旅のお便りをいただきました

アレックス・モールトンAMと、De Rosa カーボンロードも所有されていますが、
今回も気軽に輪行が楽しめるBROMPTONを連れて、
岡山県のとある場所を目的に出かけられたのでご紹介します。


「やくも」の中

3月22日から23日まで泊まりで行ってきました。
日中の気温は15℃くらいで快適、天候は快晴でポタリング日和でした。

自宅~京都駅は自走、
京都~岡山駅までは新幹線、
岡山~備中高梁駅は特急やくもでした。

ブロンプトンは折り畳みや梱包が楽で、
自走からの輪行が負担になりません。
フロントバッグ(純正T-Bag)を付けると
キャリーケースみたいに運べるから楽です。

新幹線は指定席で、後部座席の後ろにブロンプトンが置けましたが、
やくもは自由席だったので、二人がけシートの窓側に座って
足元にブロンプトンを置きました。
これはロードにはできない利点です。
備中高梁駅
上り坂の途中

事前に調べたヒルクライムコースは斜度5%ほどだったので
ブロンプトンで行ったのですが、
ヒルクライムコースより備中高梁駅から県道301号線を通るほうが
近そうだったので、そちらに変更しました。

道は広くて綺麗に舗装されていたんですが、
体感で斜度10%を超えるアップダウンが続き、
しんどかったです。
雲海が見える展望台から

今回はガーミンを付けていなかったので正確にはわかりませんが、
片道30キロくらいの行程ですが、
獲得標高は1000メートルくらいに感じました。
ブロンプトンでも行けなくはないですが、
カーボンロードじゃないと相当しんどいです。
ただ、地元のお婆さんによると、
僕が選んだ道がアップダウンがキツすぎて自転車には向いてないそうです。
八つ墓村のロケ地、広兼邸
広兼邸入り口

目的地の吹屋ふるさと村は映画『八つ墓村』のロケ地になった場所で、
江戸時代~昭和初期まで銅山とベンガラで栄えました。
古い町並みをブロンプトンで走るのは楽しかったです。

ブロンプトンは自転車本体が自立するので、
建物に立て掛けることなく駐輪できるところもいいです。
銅山跡

銅山跡や庄屋の屋敷などの観光地が
徒歩では移動が難しいくらい離れて点在しているんですが、
ブロンプトンで移動すれば1日で回れて便利でした。 
銅の精錬所跡
吹屋ふるさと村の町並み
旧片山邸、庄屋で中も見学できます。 
廃業した旅館
吹屋ふるさと村の町並み



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うわぁ〜、楽しそうですね。
前回も楽しそうでしたが、今回もワクワクしますね。
ステキなお便りをありがとうございました。
宿には専用カバーに包んだ状態で部屋まで持ち込まれたそうですが、
特に注意はされなかったそうです。
これなら盗難の心配もないので安心ですね。

たくさんの距離を走らないなら、わざわざ輪行するのも億劫だし、
でもバスやクルマだとなんだか少し味気ないし、
バスだったら時間が気になってゆっくりできないし、
行ってみたいけど、なかなか行けない…
なんて地域もBROMPTONだと行ってみよう!
っていう気にさせてくれますね。
とか言いつつ、今回のお便りみたいな楽しみ方、したことないんですけど、
そういう妄想が膨らんじゃうんですよね…。

ホント他の自転車にはない手軽さです。
サブバイク的な感じで所有されるオーナーさんもいらっしゃるんですが、
サブ(もしくは3台目、4台目…)となると、
誤解をおそれずに言いますと、若干期待値が低いといいますか、
BROMPTONって小さくなるし、
そこそこ走りそうだから一台あったら便利そうだなとか
もちろんそんな軽い感じじゃなくて、もっと色々あると思うんですが、
フワっと優しい感じで(金額的にフワッとで買える値段でもないですが…)
BROMPONオーナーになられた場合、
乗り始めてしばらくしてから、
これはこれで他の自転車と違う楽しみ方ができるぞ、
思ってた以上に使える自転車だぞという感じで
軽量化したくなったり、ギアのカスタムがしたくなったり、
「はじめはそんなつもりなかったのに…」と言われるオーナーさんも
ちょこちょこいらっしゃいます。
もちろん、もともと完成度が高いのでそのままでも充分楽しいんですが、
そんなつもりじゃなかった…的なことを言われると、ウフフフってなります。

おわり