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塗装が上がってきたのでボトムブラケットハンガーの
下処理をします。
下処理をします。
作業を進めていくとシートチューブがφ26.8と判明。
このフレームが結構前に製作されていたという証ですね。
この径だとシートポストの選択余地があまりないので、シートチューブ径を入手しやすいφ27.2に広げました。
このフレームが結構前に製作されていたという証ですね。
この径だとシートポストの選択余地があまりないので、シートチューブ径を入手しやすいφ27.2に広げました。
内径を大きくするといっても一回の作業で出来るものでもなくて、リーマー外径をφ26.8から少しずつ広げて内径を削っていきます。
いきなりφ27.2のリーマーで削ってしまうと、斜めになったり咬んでしまったりするので、削りの作業は少しずつ確認しながら繰り返し進めていきます。
いきなりφ27.2のリーマーで削ってしまうと、斜めになったり咬んでしまったりするので、削りの作業は少しずつ確認しながら繰り返し進めていきます。
最後にφ27.2の固定リーマーを使って仕上げです。
冬なのにこの作業が終わる頃には汗を掻いていました。
次はヘッドチューブのリーマー掛け。 |
ヘッドベアリングを取り付けようとコラム径を確認したら、なんとフロントフォークコラムの下玉押し径がφ27.0のJIS規格でした。この径だとCampagnoloのヘッドセットが
装着出来ないので、フォークコラム径をφ26.4のイタリアン規格に旋盤で加工しました。
この旋盤加工の作業も、フォーク足が付いていない製作途中の段階であれば加工しやすいのですが、これは既に完成しているフォークなので旋盤で回すとフォーク足が遠心力で踊りそうになるので慎重に作業します。
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フォークコラムをイタリアン規格に加工出来ました。φ27.0からφ26.4の変更は、外径差が大きいので自転車工具ではちょっと難しいですね。
こういう場合は旋盤で加工する方が良いです。 今回はここまでです。 次回はフレーム編です。 |