2014-01-12

TSR-9 SP (British Green) ハンドルステムのスレッド化 #2

ハンドルステムのスレッド化 #1の続きです。
純正のヘッドワンを取り外しリーマー加工して、Campagnoloヘッドワンを圧入します。

ここからフロントフォークをスレッド(ネジ切り)加工するんですが、作業の際に鉄粉などがフォークサスペンション内部に入ってしまうので、一度フォークを分解します。

フォークコラムの切断する位置を確認して、
余分な部分を切ります。

フォークコラムを切断後、ネジ切り加工しました。

純正のアヘッドベアリングからスレッドベアリングへの変更が完了しました。

ハンドル廻りはスレッド仕様のドロップハンドルにして、メインコンポーネントはCampagnolo CHORUSにアップグレードされました。

オーナーの体格を考えるとステム長は出来るだけ短めが理想なんですが、アヘッドステムの形状で突き出しが短いとモールトンのパイプが繊細な分、ステムのゴツゴツ感が余計に目立つように感じたり、気になってしまうこともありますが、今回のカスタムではスレッド仕様をお勧めしたので全体がスッキリした感じになりました。