2013-07-14

オープンウォータースイミング クリニックに参加してきました。

7月13日(土)、須磨海岸で行われた
『オープンウォータースイミング(OWS) クリニック 初級』に
過去にトライアスロンのオリンピックディスタンスに出たことのあるお客さんと
これからトライアスロンやOWSにも積極的に参加したいと思われているお客さんと
3人で参加してきました。



OWSとは、海・川・湖などの自然環境を舞台に行われる長距離の水泳競技です。
天候や潮汐、生物など様々な影響を受けやすいため、
危機管理も含めて相応の泳力と特有の技術が必要になってきます。
1)スピード、テクニック、持久力といった『泳力』
2)潮の流れや波の影響を考慮したレース戦略を練る『知力』
3)他者との接触などの厳しいコンディションに耐え抜く『精神力』
が求められる水泳競技です。

プールとは異なるOWS特有の技術・知識を身に着けるための講習会があると知って、
そのうち、海・川・湖で行われるトライアスロンに参加してみたいと思っていたので、
1時間30分で受講料も2000円だったので講習会を受けてみました。

この日の参加者は10人未満で、二人の女性講師から教わりました。
受講中はライフセーバーが二人ついてサポートしてくれるので安心です。
「今日は引き潮なんでちょっと大変かもしれません」と言っていました。

初めは順番に水泳歴などの自己紹介から始まって、
私達以外の皆さんはOWSの参加経験や今後の目標など話されていました。
私は「カナヅチで10月から水泳をはじめて、
6月に初心者クラスのトライアスロンに出ました。海で泳ぐのははじめてです。」
みたいなことを言ったような気がします。

やっぱり海で泳ぐのは違いますね。
海の水がしょっぱい!
当たり前ですけど久しぶりだったんで、こんなにしょっぱかったっけ?と衝撃でした。
また事故が起こるのは、ほとんどが競技開始後の10分間だと言われていました。
周りに煽られず慌てずに泳ぐ方法など、
プールでのテクニックとは違って、これはこれで練習しないと!と感じました。
息継ぎの方向や、浮標を確認しながら泳ぐテクニック、
波の抵抗を少なくする手の掻き方など、プールでのテクニックと結構違うので
講習を受けておいて良かったと思いました。

最後に行われた海に浮かぶ3つの浮標目指して旋回するレッスンも、
ひとりだけ明後日の方向に泳いでいて、
ライフセーバーさんの「こっちです!こっちです!」の合図にも気付かずに、
岸に向かうところを延々と沖にに向かって泳いでいたりして、
八の字どころか、浮標目指して泳いでいるつもりなのに、
あっちこっち行ってしまうんで、
先生にも「林さ〜ん!どこいくの〜!こっちこっち〜!」と何度も言われていました。
先生も気さくな方で、ライフセーバーさんにも見守られながら
終始和やかな雰囲気でレッスンを受けられたのでとても楽しかったです。

中上級コースもあるようなので、また来年できれば参加したいなぁと思いました。








 6月13日〜7月31日まで、須磨海岸では
『須磨ドルフィンコーストプロジェクト(社会実験)』が行われていて、
ニュースでも紹介されていたので見に行ってきました。
触ったりすることはできませんが、すぐ近くでイルカを見ることができます。
つぶらな瞳に癒されました。