2013年3月16〜17日かけて行われた『ブルベ Brevet』300kmに
モールトンAM-Double Pylonで参加されたお客さんが
『ブルベ Brevet』とは、フランス語で「認定」という意味で、
ある一定距離を制限時間内に完走して認定をもらう
長距離サイクリングイベントのことをいいます。
一年間を通して全国で開催されていて、大まかな内容はこんな感じです。
200km(制限時間13時間30分)
300km(制限時間20時間)
400km(制限時間27時間)
600km(制限時間40時間)
1000km(制限時間75時間)
4年に一度開催される『パリ・ブレスト・パリ』は1200kmで制限時間は90時間。
これに限っては希望者全てが出られるものでもなく、
全国で開催される200km、300km、400km、600kmを一年の内に全て完走して、 やっと参加資格が獲得できます。 そこからさらに抽選で選ばれた人のみがパリへ行く事ができるんですが、 毎年参加応募者が増えているようなんですね。 兎にも角にも凄いですね。
細かく設定されたコースを走行し、
数カ所あるチェックポイントに時間内に通過しなければいけません。
全てボランティアで運営されているので、 時刻が印字されたコンビニのレシートを通過証として扱うのも面白いですね。 ということは、うっかりいつもの癖で捨ててしまったり失えてしまったら 失格になってしまうんですね。
また余所見してたらコースアウトしそうな複雑なコースなので、
頭に入れたコースを確認しながら、制限時間も気にして、
スタミナ切れに注意しつつ、食事による体力の消耗も考えないといけないでしょうし、
距離が長くなると仮眠のタイミングも考えないといけない… 寒暖の厳しい時期の体温調節も体力を消耗するだろうし、 う〜〜〜ん…頭も体も消耗するんでしょうね。 |
京都300kmにエントリーされたので、京都府久御山にある公園からスタート。
その中でも小径車は数台だったそうです。
画像は京都府和束町にある1つ目のチェックポイント。
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砂利道の下りなんかもコースに…。過酷ですね。 |
三重県の関宿にある2つ目のチェックポイント。 |
三重県にあるSHARP亀山工場の横を走って、 |
岐阜県の関ヶ原で4つ目のチェックポイント。 |
5つ目の滋賀県長浜にあるチェックポイントも通過して、
6つ目のチェックポイント琵琶湖大橋に到着。
この時点で夜の23時。このとき完走できると確信が持てたんだそうです。
ここから、宇治川ラインを通って7つ目のチェックポイントを無事通過して、
制限時間内にスタート地点の久御山でゴール。このとき深夜の2時。
いままで250kmまでの走行経験しかなかったと言われていましたが、
イベント当日に300km完走!
とにかく思っていた以上に疲れたと言われていましたが、
またこの日は、宮崎県のアースライドに参加されたお客さんもいて、
全国のいろんなイベントに参加する、参加したというお話を
お客さんから聞かせてもらうと元気になります。
なんか「頑張ろう!」ってなりますね。
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