このカントリーマンは日常の足として使っているので、快適なMiniにしようと1993年式のインジェクション(コンピューター制御)エンジンに載せ換えてるんですが、そのエンジンが少し前から調子が悪くて、アイドリングが落ち着かない状態が続いていました。そろそろエンジン点検しないとヤバそうだな…と思いつつ、対処せずにそのまま乗り続けていたら、とうとう走行中にエンジンが止まってしまいました。別の日にしかも2回も。1回目は、まぁまだイケるやろうと何も意識せずに店前の国道を走っていたので、止まった時は久しぶりにちょっと焦りました…。(1人でMiniを路肩に寄せたのも久しぶりでした。)2回目は警戒していたので、アクセルを数ミリ踏んだ瞬間にこれは止まる!と判断できたのでエンジンが止まったまま惰性で路肩に寄せました。2回とも少し時間をおくと、どうにかエンジンがかかったので自走で帰ってこれましたが、かからなかったらレッカー車にお世話になるところでした。 |
2回も止まったので、やっと修理する気になりました。 このエンジンはキャブレター車のように点検方法がある程度定まっていればいいんですが、コンピュター制御なため原因を見つけるのにちょっと手間取りました。 まず、コンピュターが相手なので、こちらもコンピューターテスターという電子工具で修理箇所を見つけていくのですが、コンピューターテスターでは異常が見つかりませんでした。え?何で?どういうこと?と思いながら、念入りにそれぞれのセンサー(水温温度や空気温度センサーなどもろもろ)の数値(電圧や電流など)を確認しましたが、これも異常な数値ではありませんでした。こうなるとMini のインジェクションモデルで度々発生するコンピュター本体が怪しい?となってきたので、それに関わるところも含めて交換します。上の画像の丸い黄色い物体周辺が、ガソリンを出したりアイドリングを調整したりするスロットルボディです。これを交換します。 |
交換完了。 |
手で持っている弁当箱みたいな物がコンピュター本体で、車でいう脳ですね。こいつも交換です。Mini はコンピュター制御になってから毎年のように少しづつコンピュター関係の電子機器が改良されたので、きちんと年式に合った物でなければなりません。交換した結果、見事直りました。現代の車ではコンピュターが潰れるなんてあまり聞きませんが、やはりそれもまたMiniですね。 |