AM-Esprit の組み立てです。こちらのオーナーは、TSRも所有されていますが、いつかAMが欲しいと言われていて、2台目にEspritを選ばれました。ボディカラーは特注のWillow Green。光の当たり具合で色が変化する落ち着いた綺麗な色です。 |
(左)AMシリーズは、フレームエンドの厚みが薄いため、ハブ軸がフレームエンドから出てしまうので、エンドに合わせて加工します。(右)クイックシャフトもハブ軸に合わせて短く加工します。
サブフォークの根元は、ロウ材と塗装皮膜が付着したままなので、根元までラバーバンプストラップを下げることができません。それをカバーするために黒いアルミ製アダプター(画像左)が付いていますが、ネジ山を切れば済むことで、余計なものを付けて対処するのはごまかしているみたいで好きじゃないので取り外します。
この黒いアダプターについては、いつ頃からかフォークに組み込まれるようになって、初めて見たときに、付着したロウ材をカバーするためだけの部品なのかと、すぐにモールトン社へ確認して、その通りだと回答が返ってきたので、Mokuでは外しています。
(右)ロウ材と塗装皮膜が付着しているサブフォーク。
(左)このように、ロウ材と塗装皮膜がネジ山に回っていると、ラバーバンプストラップとフォーク上面の間に隙間ができるため根元まで下がらないので、画像右のようにタップを切り直します。
(左)ネジ山加工を施した後。(右)根元までラバーバンプストラップを下げられるようになりました。
ネジ山の加工をした後、サブフォークを錠盤に載せて、歪み(左右の広がり方向)を修正してフォークの中心を出します。(左)修正前 (右)修正後
次にサブフォークエンドの歪み(ハブ軸の中心)を修正します。
(左)修正前 (右)修正後。Part1はこんな感じです。
※夏期休暇 変更のお知らせ:先日、本サイトで夏期休暇を、8月16日〜19日とお知らせいたしましたが、8月22日(月)〜26日(金)に変更させていただきます。なお、17日(水)〜18日(木)は通常通り定休日とさせていただきます。ややこしい事ですみませんが、どうぞよろしくお願いいたします。