2011-05-31

TSR-30 ドロップ オーバーホール。

TSR-30のオーバーホールと、純正ハブから前後カンパニョーロハブに交換する作業です。走行距離は3,000kmぐらいです。

パーツを取り外す前にリアホイールを振って、リアフォークピボットのガタを確認しておきます。

   パーツを一気に取り外します。



とりあえず、フレームのみになりました。


リアディレイラーを分解するとグリスが結構汚れていました。走行3,000kmぐらいですが、汚れ具合から判断すると、雨の中を走行されたか、もしくは水滴などが入った形跡があります。画像右:各部パーツ洗浄後。



やはりコンポーネントの状態と同じように、水滴などが入った形跡があったので、フォークエンドは錆びていました。画像右:錆をサンドブラストで取り除きます。



画像左:純正のホイールから、リムとカンパニョーロのハブを交換しました。
画像右:モールトンにカンパニョーロのRECORDハブや、シマノ Dura-ACEのハブを使う場合、モールトンのエンドの厚みとクイックナットの締め付けクリアランスがほぼ同じで、確実に締め付けられない場合が多く、車輪にガタがあると危険なのでハブを分解してハブシャフトとクイックナットを加工します。



画像左:クイックナット加工前。画像右:クイックナット加工後。



最後にクイックシャフトが突き出ている部分をを切断してこのTSR-30の作業は終了です。