前回ご紹介したPart.1から随分と時間が空いてしましたが、 2003年にAPBを購入された女性オーナーの レストア兼カスタマイズの完成編です。 |
Vブレーキ仕様のAPBをロード用キャリパーブレーキ仕様に リアフレームを加工したので、 その証のステッカー「MokuTune WORKS Gold ver.」が貼ってあります。 |
加工したリアフレームです。 Vブレーキの形跡が残らないよう、いつも違和感のない自然な仕上がりに見えるよう気を付けながらロウ付け作業を行いますが、オーナーさんにも喜んでいただけたようで良かったです。 |
コンポーネントはCampanolo VELOCE 。
ペダルは取り外し可能なMKSのシルバン プライム Ezy。 クラシックなデザインとキラキラしたポリッシュカラーがこの自転車にピッタリですね。 |
リムとハブもポリッシュ仕上げです。
ついでにMokuのオリジナルマッドガードもキラキラのポリッシュです。
タイヤのラインにピタリと沿うように装着できるのが特徴です。
絶版品のLOOK 可変式のステム。 |
レザーバーテープは、BROOKSのラスベリー色。
それに合わせてアウターケーブルもヴィンテージの赤色を選択されました。
全て赤色のケーブルにしてしまうと、せっかくのポイントカラーが弱くなるので、
ブレーキにだけ赤色を入れられました。
サドルは移設されました。 2003年に購入されたBrooks チームプロSのHoneyです。 Brooksサドルは、手入れをしていれば10年以上経過しても 使い続けることができるのが嬉しいですね。 じっくり馴染ませたサドルが モールトンとの時間の流れを感じさせてくれるのも良いですね。 |
初めからボディカラーは黄色と決められていましたが、 どんな黄色にするかで悩まれました。 まずは、Brooksバーテープのラズベリーを選ばれて、 そこから無限にある黄色から色味を決定されました。 柔らかいイエローのボディカラー、赤系のアクセント、バスケットの組み合わせが オーナーさんの雰囲気にピッタリで素敵ですね。 |