2017-09-18

Alex Moulton APB-8 / SRAM eTAP モディファイ Part.2

APB SRAM eTAP仕様のPart.2です。
電動変速 eTAP のフロントディレイラー台座フレーム改造編の次は、
APB標準MTB用Vブレーキ仕様から、ロード用キャリパーブレーキ仕様に改造するためにVブレーキ台座を切断します。
Vブレーキ台座と余分なトラスフレームを切断した後、
ブレーキブリッジを新設する前に
溶接する際の熱による歪み(ひずみ)が溜まっていないか
フレームアライメントをチェックします。

左)ブレーキブリッヂを徐々に削っていき位置合わせをしてから、ひとまず仮溶接して、ブレーキ本体を取り付け、ブレーキシューの位置を確認します。
右)ブレーキの位置が定まったら、フレーム治具に固定し本溶接します。

リアフォーク単体の改造なので、治具に固定しなくても溶接はできますが、
いざフレームに取り付けると大幅にフレームセンターがズレてしまう場合があるので、
改造しないメインフレームも含めてフレームアッセンブリーとして、
リアフォークの溶接を施した方が、フレームセンターの狂いは少なくなります。
溶接が完了したら、フレームアライメントの最終チェック。

これで、リアフォークの改造は全て完成です。

ブリティッシュグリーンからMoulton 純正のフェラーリレッドに塗り替えます。