先日、Moulton SST を納車しました。 還暦を迎えられたオーナーからのご依頼でしたが、 赤色でドロップハンドル、分割式フレームのモールトンと はじめからイメージがしっかりされていました。 このBritian Redですが、TSRのRedと比べると、 ほんのり明るくて元気なイメージです。 |
SSTには、ステンレスエンドが採用されています。 |
メインコンポーネントはShimano 105。
ペダルは今年発表された新商品『MKS製 シルバンツーリング NEXT Ezy Superior』。
40年間サイクリストに愛され続けてきたシルバンツーリングのEzyタイプです。
クラシックなデザインと磨きが綺麗ですね。
40年間サイクリストに愛され続けてきたシルバンツーリングのEzyタイプです。
クラシックなデザインと磨きが綺麗ですね。
ヘッドセットはDura-Ace。 |
オーナーさんの体格に合わせて、少しでも楽に、そして乗り易いように
ステムはNitto製の60mmを上向きに取り付け、
ハンドルはリーチがとても短いDIXNAを選択、
シートポストもオフセット量が少ないタイプを選択しました。
今までの車歴に加えて、ドロップハンドルの経験の有無、使い方などを伺っています。
バーテープはBROOKS レザーバーテープ、
サドルもBROOKS プロフェッショナルS。
ーーーーー組み立て編ーーーーー
ピボットスピンドル長を加工して、ボトムブラケットハンガーの下処理。
フレームアライメント点検。 |
左)リアエンド幅を点検して少し修正。
右)左右のリアエンド位置を点検。
フォークアライメントも点検します。
サスペンションの動きを良くするために、ピストンを加工。 |
ハブベアリングの玉当たりが渋かったので、調整します。 新品でも調整がする場合が多いですね。 |
フレーム分割部を点検して再タッピングします。 |
ブレーキナットを丁度良い長さに加工します。
加工しないと長過ぎたり短すぎたりする場合が多いです。