長くなりますが、トライアスロンを始めたきっかけを書きたいと思います。
以前にもこのブログで私の眼の病気のことについて少し触れましたが、
約20年前に『イールズ病』と診断されました。
網膜の血管にできる病気です。
治療の結果、ほぼ片目の視力が回復せずに、
かろうじて視野の隅だけに光と僅かな景色が残る状態で、
物を見ても判断する事が出来ず、文字の大小に関わらず読む事も出来ない状態で、
失明一歩手前になってしまいました。
分かりやすく言うと、物を見ている部分(視点)が真っ黒になって、
その円周上の隅の方だけ少し見えている状態といった感じです。
視力は回復するのかと医師に尋ねると、
「可能性はゼロです。今はこれ以上酷くなるのを防ぐ治療をしています」
と言われました。ショックでしたね。
眼の症状は変わらなくても、片眼が見えない事による眼精疲労が年々酷くなり、
体のバランスが崩れ、全身が浮腫んで立っているのがしんどくなり直ぐに座りたくなる、
喉も異常に乾くし、頭痛も酷くなり頭も浮腫んで血管が浮き出てくる、などなど。
一週間に1〜2回は寝込んでいました。
それでは仕事に支障が出るので、酷い時には週に2〜3回、
針とカイロプラクティックを併用した治療院でお世話になっていて、
かれこれ10年以上は通っています。
それでも身体の不調は抑えられず、
2年ぐらい前からパソコンを10分するのが限界になってきて、
それ以上続けると目の奥が痛み出し、頭痛が始まって、
立てないぐらい全身がだるくなりました。
5月はじめに救急入院したんですが、原因は『突発性めまい症』でした。
朝ご飯をいつも通り食べてトイレに行った直後、突然ぐるぐると回る感じがして、
這ってリビングまで行き、そこから動けなくなったところで嘔吐がはじまり、
少しでも動くと吐いてしまう状態だったので、救急で運んでもらって、
朝からめまい止めの点滴をしてもらって、CTも撮ってもらいましたが、
頭を動かすと吐くというのが夕方まで続いたので入院することに。
祝日だったので専門医が不在だったので
後日、診てもらうとメニエールではなく、突発性のめまい症と診断されました。
イールズ病が関係していますかと尋ねると関係無いと言われましたが、
めまい症は突然発症することも多く、ストレス、疲労、過労が主な原因で、
働き盛りの30代〜50代に多くみられるそうで、
ストレスは溜めないようにしてください。と言われましたが無理ですよね。
イールズ病から慢性的な眼精疲労による発症ではないかと考えているんですが…。
退院後も1km歩けない状態で、
突然全身の汗が止まらなくなって下着まで着替えるというのを数日繰り返しました。
完全に自律神経が乱れている証拠ですよね。
めまいの症状というより、自律神経の乱れによる身体の不調の方が後を引いています。
今でも完全では無いんですが、退院後よりは随分ましになりました。
また眼の話に戻りますが、名医と言われる眼科もたくさん行きました。
でも後遺症なので改善は難しいと診断されるばかり。
方向性を少し変えて眼鏡のレンズについても勉強しはじめました。
イールズ病や眼鏡については、書き出したら止まらなくなるので、
(すでにもう散々書いてますが…)
またの機会に書ければと思っています。
長くなりましたが本題のトライアスロンを始めようと思ったきっかけは、
上でも書いた通り、身体の不調からでした。
これから上手に自分の眼と向き合っていくために、
もっと今以上に体力も付けていかないと、と考えるようになり始めた頃に、
納車したお客さんがトライアスロンに出ていると聞いて、
それまでは自転車も競技に含まれているのに
別世界のスポーツだと思って特別関心も湧かなかったんですが、
そのお客さんが全く泳げないところから
トライアスロンに出たくて水泳教室に通い始めたことなどを聞いて、
自分も全く泳げないので、そんな話を聞いている内に身近に感じたんだと思います。
それからトライアスロンにどんどん興味を持ち始めました。
またちょうどその頃、ロンドンオリンピックが開催されていて、
はじめてトライアスロンをTVで観戦して、
水泳から自転車に変わる『トランジション』をやってみたい!
何か障害物レースみたいで楽しそう!
複合競技なのでそんな簡単なスポーツではないと充分に分かってはいるんですが、
ちょっと、というかかなり惹かれましたね。
ただ、興味を持ったのはいいんですがカナヅチで、
小学校以来、水泳をした記憶がなくて正直水泳が嫌いでした。
でも泳げないとトライアスロンなんて出来ないので、昨年10月から水泳を習い始めて、
最初のレッスンなんて息づきの仕方(ブクブク、パー)の意味が分からず、
レッスンが終わった後、先生から「水怖いですか?」と聞かれるありさまで。
体調を崩していた時は、さすがにしばらく水泳も休みましたが、
適度な運動をしないと血行不良で自律神経も乱れるので、
はじめは水中ウォーキングから、その日の体調を確認しながら徐々に泳ぎ始めて、
体力の回復に役立ちました。
自転車は一番はじめにできた運動でした。
歩くとフラフラして気持ちが悪くなるのに、
自転車だと全然平気だったんで、病気をして改めて自転車って凄いなと感じました。
今では水泳もどうにか1km弱ぐらいまでは泳げるようになり、
水泳が純粋に楽しくなってしまいましたね。
ここまで長くなりましたが、
トライアスロンでの目標はオリンピックディスタンス(51.5km)に出ることです。
時間は掛かると思いますが、それに向けてゆっくりと続けていきたいと思います。
以前にもこのブログで私の眼の病気のことについて少し触れましたが、
約20年前に『イールズ病』と診断されました。
網膜の血管にできる病気です。
治療の結果、ほぼ片目の視力が回復せずに、
かろうじて視野の隅だけに光と僅かな景色が残る状態で、
物を見ても判断する事が出来ず、文字の大小に関わらず読む事も出来ない状態で、
失明一歩手前になってしまいました。
分かりやすく言うと、物を見ている部分(視点)が真っ黒になって、
その円周上の隅の方だけ少し見えている状態といった感じです。
視力は回復するのかと医師に尋ねると、
「可能性はゼロです。今はこれ以上酷くなるのを防ぐ治療をしています」
と言われました。ショックでしたね。
眼の症状は変わらなくても、片眼が見えない事による眼精疲労が年々酷くなり、
体のバランスが崩れ、全身が浮腫んで立っているのがしんどくなり直ぐに座りたくなる、
喉も異常に乾くし、頭痛も酷くなり頭も浮腫んで血管が浮き出てくる、などなど。
一週間に1〜2回は寝込んでいました。
それでは仕事に支障が出るので、酷い時には週に2〜3回、
針とカイロプラクティックを併用した治療院でお世話になっていて、
かれこれ10年以上は通っています。
それでも身体の不調は抑えられず、
2年ぐらい前からパソコンを10分するのが限界になってきて、
それ以上続けると目の奥が痛み出し、頭痛が始まって、
立てないぐらい全身がだるくなりました。
5月はじめに救急入院したんですが、原因は『突発性めまい症』でした。
朝ご飯をいつも通り食べてトイレに行った直後、突然ぐるぐると回る感じがして、
這ってリビングまで行き、そこから動けなくなったところで嘔吐がはじまり、
少しでも動くと吐いてしまう状態だったので、救急で運んでもらって、
朝からめまい止めの点滴をしてもらって、CTも撮ってもらいましたが、
頭を動かすと吐くというのが夕方まで続いたので入院することに。
祝日だったので専門医が不在だったので
後日、診てもらうとメニエールではなく、突発性のめまい症と診断されました。
イールズ病が関係していますかと尋ねると関係無いと言われましたが、
めまい症は突然発症することも多く、ストレス、疲労、過労が主な原因で、
働き盛りの30代〜50代に多くみられるそうで、
ストレスは溜めないようにしてください。と言われましたが無理ですよね。
イールズ病から慢性的な眼精疲労による発症ではないかと考えているんですが…。
退院後も1km歩けない状態で、
突然全身の汗が止まらなくなって下着まで着替えるというのを数日繰り返しました。
完全に自律神経が乱れている証拠ですよね。
めまいの症状というより、自律神経の乱れによる身体の不調の方が後を引いています。
今でも完全では無いんですが、退院後よりは随分ましになりました。
また眼の話に戻りますが、名医と言われる眼科もたくさん行きました。
でも後遺症なので改善は難しいと診断されるばかり。
方向性を少し変えて眼鏡のレンズについても勉強しはじめました。
イールズ病や眼鏡については、書き出したら止まらなくなるので、
(すでにもう散々書いてますが…)
またの機会に書ければと思っています。
長くなりましたが本題のトライアスロンを始めようと思ったきっかけは、
上でも書いた通り、身体の不調からでした。
これから上手に自分の眼と向き合っていくために、
もっと今以上に体力も付けていかないと、と考えるようになり始めた頃に、
納車したお客さんがトライアスロンに出ていると聞いて、
それまでは自転車も競技に含まれているのに
別世界のスポーツだと思って特別関心も湧かなかったんですが、
そのお客さんが全く泳げないところから
トライアスロンに出たくて水泳教室に通い始めたことなどを聞いて、
自分も全く泳げないので、そんな話を聞いている内に身近に感じたんだと思います。
それからトライアスロンにどんどん興味を持ち始めました。
またちょうどその頃、ロンドンオリンピックが開催されていて、
はじめてトライアスロンをTVで観戦して、
水泳から自転車に変わる『トランジション』をやってみたい!
何か障害物レースみたいで楽しそう!
複合競技なのでそんな簡単なスポーツではないと充分に分かってはいるんですが、
ちょっと、というかかなり惹かれましたね。
ただ、興味を持ったのはいいんですがカナヅチで、
小学校以来、水泳をした記憶がなくて正直水泳が嫌いでした。
でも泳げないとトライアスロンなんて出来ないので、昨年10月から水泳を習い始めて、
最初のレッスンなんて息づきの仕方(ブクブク、パー)の意味が分からず、
レッスンが終わった後、先生から「水怖いですか?」と聞かれるありさまで。
体調を崩していた時は、さすがにしばらく水泳も休みましたが、
適度な運動をしないと血行不良で自律神経も乱れるので、
はじめは水中ウォーキングから、その日の体調を確認しながら徐々に泳ぎ始めて、
体力の回復に役立ちました。
自転車は一番はじめにできた運動でした。
歩くとフラフラして気持ちが悪くなるのに、
自転車だと全然平気だったんで、病気をして改めて自転車って凄いなと感じました。
今では水泳もどうにか1km弱ぐらいまでは泳げるようになり、
水泳が純粋に楽しくなってしまいましたね。
ここまで長くなりましたが、
トライアスロンでの目標はオリンピックディスタンス(51.5km)に出ることです。
時間は掛かると思いますが、それに向けてゆっくりと続けていきたいと思います。