関東在住のオーナーで5年前に納車したBridgestone Moultonのオーバーホールです。フレーム以外の至る所で錆が出ています。
リアディレイラーやブレーキ周りも、汚れ、錆びが目立ちます。
左)どんどんパーツを取り外していきます。右)リアホイールを揺さぶりながらリアフォークのガタが出ていないか確認します。BSモールトンはリアフォークにガタが出やすいので、しっかり点検します。
左)次にフレームを分解して洗浄していきます。右）綺麗になったフレーム。
左)フロントフォークも分解していきます。右)フォークの各部パーツを洗浄した後。
フロントフォークのアライメントを点検し、必要があれば修正します。（新車時はアライメントがズレている事も多いです）
フレームのオーバーホールを終えて、フレームを組み立てた後、パーツを組み付けていきます。今回は全体のオーバーホールに加えて、フラットハンドルからドロップハンドルに変更する依頼も受けていたので、アップグレードした新しいパーツをどんどん付けていきます。
ひと通りのパーツを組付けてから、次にステムの角度と長さが可変できる工具（ダミーステム）を使って、オーナーの体格に合ったステム長を出していきます。予めオーナーの体格を計らせてもらっていますが、ステムはこうして概ねパーツを組み付けてからステム長が出た時点でいくつかの候補からデザインに似合ったものを発注します。
BSM純正のShimano Capreo 9speedから、Shimano Ultegra 6700の10speedにコンポーネントを交換しました。
完成です。完全に復活して性能も上がりました。ピカピカです。
