2011-09-24

京菓子「二条駿河屋」さんに行ってきました。

夏の暑い日、AM-2とAPBに乗って京都市内をブラブラしました。二条城前の東堀川通は、クルマも少なくてのんびりと探索できるので好きな通りのひとつです。


前から気になっていた二条城近くの「二条駿河屋」さんへ行きました。


お店の中はこじんまりとした家庭的な感じで、"一見さん"でも入りやすくて、羊羹と季節の生菓子が数点、ショーケースに1つずつ並んでいるだけでしたが、どれもかれも美味しそうで迷いました。


ここも「松露(しょうろ)」が看板商品だと言われていました。小さなお菓子なんですが、1個からでも買えて、お茶受けのお菓子なので甘いのは甘いんですが、上品な甘さの餡がとても美味しかったです。涼しい家の中で食べていても、手で持つ僅かな時間で周りの糖蜜がとけ始めたので保存方法が要冷蔵なのも納得。松露が半生菓子なんだとはっきり感じられた逸品でした。ついでに涼しげな竹水羊羹もいただきました。甘さも程よくて、つるんと一気に食べてしまったので、もっと買えば良かったと後悔。普通の羊羹も食べましたが、甘ったるい羊羹は苦手なんですが、しっかりと甘いのに甘ったるくなくて、こちらも美味しかったです。二条駿河屋さんの餡は、きっとどれをとっても美味しいんだろうなぁと思いました。




ショーケースの上にちょこんと飾られていたグレープフルーツ。気になって買ってみました。甘美羹(あまみかん)といって夏限定のお菓子ですが(もう今年は販売が終わってるかもしれませんが…)、果実をくり抜いて、果汁と寒天、お砂糖で固めたお菓子ですが、皮ギリギリまでくり抜かれているので、見た目より食べごたえがあります。買ってから2日程置いて食べたら、皮まで果汁の蜜がしみ込んでいて、勢いで皮まで食べそうにりました。とにかく寒天のあっさりした舌触りが夏にピッタリだと思いました。二条駿河屋さんのお菓子もここでしか買えないので京都のお土産にぜひどうぞ。

二条駿河屋:京都市中京区二条通新町東入ル大恩寺町241-1


帰りに偶然、二条堀川交差点でBD-1に乗った顧客さんに出会って、ご近所さんなんでのんびり一緒に帰りました。