Alex Moulton SST 組み立て。Part.1

Moulton SST組み立て。


SSTとTSRの細かな違いを少しだけ比較。

左）SSTのリアエンド、右）TSR

左）SSTのリアブリッジ、右）TSR

左）SSTのフロントディレイラー台座、右）TSR

まずは、細かい作業から。
左）シートピラークランプボルトを取り外してグリスを塗ります。
右）シートピラーシムを取り外して、シートピラーに傷が入りにくいよう角が立っているところを軽く磨きます。

錆びで固着しないようにシートピラーシムにグリスを塗って元に戻します。

フレームキングピンボルトを取り外すと、ボルト先端にエッジが立っていたので、

旋盤で削って、先端を少しヤスリがけ。

リアフォークを確認すると、動きが結構硬いので分解。

左）ピボットスピンドルの動きが硬かったので、外径を測ります。
右）ブッシュ内径をリーマーがけ。

ラバーコーンの取り付けボルトが短いため、きちんと締め付けられずラバーコーンがガタガタしていました。

という事で左画像の長いボルトに交換し、右画像のようにボルト頭を旋盤で加工します。

ラバーコーン取り付け穴のネジ山も良い状態ではないので、タップでさらい直します。

つづく…。