2015-11-24

Alex Moulton SST 組み立て。Part.2

Moulton SST組み立てPart.1の続き。
フレームアライメント確認のためフレームの下処理。


定盤でアライメント確認と修正。

コンポーネントを付けていくと、雰囲気が出てきます。

ヘッドセットも圧入。
アッセンブルされて届いたフロントフォークを一旦バラし、スムーズにサスペンションが動くよう作業していきます。
クラシカルな雰囲気を出すため、純正のアヘッド仕様からスレッド仕様(ねじ切り)に加工。

フロントフォークのアライメント修正。

メインフォークも修正。

左)フォーク内部(サスペンションピストン摺動部)に塗膜が付いています。
右)研磨後。

サスペンションピストンがスムーズに動くように旋盤で加工。

サスペンションパーツをそれぞれ加工が出来たら、グリスアップをしながらフォークの組み立てし、もう一度アライメント点検。
スレッド加工したフロントフォークを取り付け。
お客さんの体格を考慮しながら乗りやすくするため、ヘッドベアリング間にスペーサーを挿入。
左画像)フロントブレーキの取り付けネジを少しでも長く噛むようにするため、取り付けナットを数種類の中から選択しますが、普通に取り付けると少し長すぎます。
右画像)画像内の左のナットを右のように短く削ります。

ぴったりの長さになりました。

つづく…。