早くもBrompton2013年モデルがMokuにやってきました。
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新車の組み立て作業です。 まずはホイールを取り外します。 |
タイヤとチューブも外して、振れ取り台でホイールの縦振れ、横振れ、
ホイールのセンターを確認して調整します。
これだけセンターやテンションがバラバラだと直ぐにホイールが振れ出したり、
ホイールもしっかりしませんね。
スポークテンションもバラバラなので、調整していきます。 |
右)グリスをたっぷり入れます。ついでにベアリングの玉あたりも確認します。
見えない部分なので見落とされがちですが、自転車にとってグリスは大切です。
Bromptonで使われているグリスはあまり品質が良くなくて、グリスの量も少ないです。
Bromptonの車両はとても優れていますが、
パーツそのものは、それほど高品質な物を使っている訳ではないので、
水などが入りやすく、グリスの量、質ともに
このままでは直ぐにベアリングがダメになってしまいます。
自転車はベアリングなどがダメになっても気がつきにくいので、
分解した時には大抵が手遅れになっている場合が多いです。
次にヘッドベアリングを確認するためにフロントフォークを抜きます。 |
あまりグリスが入っていません。
そこにグリスを継ぎ足すのではなく、一度綺麗にベアリングなどを洗浄してから、
(右)のようにグリスをたっぷり入れます。
組み立て作業の画像点数はちょっと少ないですが、ざっとこんな感じです。
まだまだ細かい作業がありますが、どのメーカーの完成車も
大抵ブレーキケーブルまでグリスを塗っている事はあまり無く、
グリスを塗るだけでも、ブレーキの引きは軽くなります。
メーカーでそこまで細かい作業をしていると、コストに合わないという事でしょうね。