TSR-9を新車の状態から部品を取り外していきます。 |
ひとまず、フレームの状態になりました。 |
上画像のフレームの状態から、フロントフォークを取り外して サスペンションなどを分解し、完全にバラバラします。 ここまで分解してから、やっと調整しながらの組み立て作業が始まりますね。 |
リアフォークのピボットスピンドルは、元々が長いので、 個々のフレームに合わせて旋盤で少し短く加工してリアフォークにセットします。 次にBBハンガーを軽くタッピングしてフェースカット。 |
錠盤でフレームアライメント作業をして、
次はバラバラに分解した状態のフロントフォークを修正しながら組み立てて、
フォーク全体のアライメントを確認します。
組み立てたてると大きくズレてしまう場合は、修正方法を少し変えます。
ボトムリンクの精度が良くないので、どうしても狂いやすいですね。
フレームアライメント作業が出来たら、パーツを組み付けていきます。
ホイールはスポーク調整と振れ取り、ホイールセンターを出して、
ベアリングの玉当たりを調整してからフレームに取り付けて、 スムーズにホイールが回転するか確認します。
完成車のホイールは調整されていないので、元々回転が重いんですが、
ホイール単体で回すとそこそこ回転します。 でもそのままベアリング調整をしないでいると、 フレームにホイールをセットした時、回転は重たくなります。 ハブ自体の性能もありますが、 ホイール単体で良く回っているから回転が軽いと判断するのは難しいですね。 これはホイールに限らずパーツ全般に言えることですね。 |
パーツを調整しながらどんどん取り付けます。 最後に革サドルと革グリップ、 新しく発売されたBrooksチャレンジツールバッグの大きいサイズの革サドルバック を組み合わせて完成です。 |