前にMini のマフラーが抜けたので一応修理して乗っていましたが、どうもまた抜けてきてる感じで、そのうち前みたいにマフラーが完全に脱落するだろうし、マフラーの雰囲気からして交換時期やろうなとも思っていたので、しばらく乗るのを止めていましたが、トラックは仕事で良く使うのでこのままではいつまで経っても乗れないので、排気系(エキマニ〜マフラーまで)全部を交換する事にしました。 画像が交換するマフラーです。もちろんイギリス製です。精度はたいして良くありませんが、“長もの”のMini(カントリーマンやピックアップなど)にはこのマフラーが無難です。 |
交換するエキゾーストマニホールド(通称 タコ足)はこんな感じ。LCB ステージ2と言われるグレードです。見てのとおり4気筒エンジンなのに排気の出口が3つしかありません。もちろん一般的なエンジンは出口が4つありますが、Miniは1番と4番は両端のパイプで、2番と3番は真ん中のパイプを共通に使っています。排気の効率を考えて、真ん中のパイプを長くしているという事がLCB(ロングセンターブランチ)の由来みたいです。Miniのエンジンルームは本当に狭いので、この変わった構造のコンパクトなエンジンが適しているんでしょね。 |
さらに、このタコ足はステージ2ということで2番と3番が重なる真ん中のパイプ外径を出口付近だけ太くし、また外径を小さく戻しています。排気の脈動を効率良くするために、外径を変えているんでしょうね。
イギリスでは、パーツのチューニング度合いをステージ1〜ステージ4という言い方をしていて、数字が大きくなればチューニング度合いが大きくなります。
もちろんイギリス製なので、パイプが凹んでいたり真円ではない事が普通にありますね。画像では分かりにくですが、凹んでいたので、叩いて直しています。 日本の製品であればこんな事は考えにくいですが、これも価値観の違いといったところでしょか? |
これは何をしているかというと、色を塗っています。いつからメーカーが塗装するのを止めたのか分かりませんが、パイプそのものが塗装もしていない地肌でした。そのまま付けるとすぐに錆るので色を塗りました。Miniの仕事をしていた時は、たしか色が塗ってあったような気もしますが、もうだいぶ昔の事なので。 それより色ぐらいは塗っといてよ、缶スプレーでも良いから…なんて思います。 今回はこの辺で続きはまた今度。 |