2011-12-29

Alex Moulton APB コンポーネントをCampagnoloに交換。

今回ご依頼いただいたMoulton APBオーナーと今年の6月に初めてヒルクライムレースに参加したのですが、その時に使用した私のDouble Pylonを持ち上げて「これはずるいわ〜、軽すぎるで〜」という事で、このAPBももう少し軽くしようとコンポーネントをShimano 105から Campagnolo Recordに変更されました。
定年を過ぎてから今まで以上にのこのAPBに乗るようになったと言われていましたが、ご近所さんなんで、ウォーキングのついでにお店に寄られたりするんですが、その時にアンクルウエイトを両足に付けていたり、雨などで自転車に乗れない時はローラー台で自転車を漕いだりと、年齢を感じさせないアクティブな毎日を過ごされています。

2011-12-21

Alex Moulton New Series(Maroon) Campagnolo ATHENA 組み立て

12月13日に続いてCampanolo ATHENAで組んだAM-New Seriesの組み立てです。
他にクロスバイクやBD-1も所有されていて、はじめはTSRで検討されていましたが、話が進むにつれてどうせなら良いものが欲しいと気持ちが変わってこられて、最終的にAM-New Seriesを選ばれました。

前から小径車と言えばAlex Moultonというイメージは持っていたんですが、還暦も過ぎて自動車の必要性も感じなくなってきていたので、これを切っ掛けにじっくり長く大切に自転車を楽しみたいと思ってNew Seriesを選びました。」とおっしゃってました。

フロントフォークを分解している時に、ウイッシュボーンステムを軽く入れてみて固すぎないかどうか毎回チェックします。今回はフォーク内部にバリが出ていて少し固かったので研磨しました。

2011-12-19

Alex Moulton AM-GT キングピンとハブの修理

AM-GT Mk1のフレーム分割部分(キングピン)の修理です。
走行中にキングピンの左側にあるキャップのロウが外れてしまい、キャップを無くしてしまったということで、このままではフレームの分割部分が固定できず走行不能なので修理します。この部分は常に負荷が掛かっているところなので外れてしまったんでしょう。現行のアルミ製キングピンはこのような事はないですけどね。

このキングピンが正常の状態。

キングピンのキャップを制作してロウ付けしようとも思いましたが、オーナーと相談した結果、アルミで制作する事にしました。アルミの無垢では少し重くなるので、現行のモデルのように中空に加工しています。(表からは中空に加工しているのは解りませんが。)

2011-12-16

Alex Moultonでカズ選手と初冬の京都を満喫 & インプレッション(予告編)


 12月15日(木)〜16日(金)にかけて、キャノンデール所属の山本和弘選手と一緒にAlex Moultonで初冬の京都を満喫してきました。15日はのんびりゆったりとMokuのある京都洛西から、銀閣寺など観光名所が連なる洛東を散策しました。

打って変わって翌日の16日は、2007年の鈴鹿参戦時にカズさんに乗ってもらったマシーンMokuTune Racing Moulton MTR01(Double Pylon)と、そのMTR01の課題を踏まえて製作したマシーンMTR02(AM-Esprit)のインプレッションを兼ねて京美峠へ。前日から一気に気温が下がった今日。北へ上がるに連れて、雨は降ってくわ雪は降ってくるわで散々なコンディションでしたが、またこの様子は京都散策ツーリングも併せて後日改めてお伝えします。

2011-12-13

Moulton New Series(Maroon) Campagnolo ATHENA 組み立て

AM-New Seriesの組み立て開始。10年間共に過ごされたブリジストンモールトンからステップアップされました。ロードも所有されていましたがご友人に譲られて、ブリヂストンモールトンの相棒としてこのNew Seriesを選ばれました。

2011-12-12

cannondale 山本カズ選手と再会

昨日、キャノンデール所属の山本和弘選手が滋賀県で開催された全日本シクロクロス選手権の帰りにお店に立ち寄ってくれました。急だったのでびっくりしました。
2007年の鈴鹿耐久で、レース用に組み上げたMokuTune Double Pylonに乗ってもらったあのカズ選手です。約4年ぶりの再会だったんですが、1年間のフランス遠征から戻ってきたカズ選手は色んなものに刺激を受けてパワーアップしてました。鈴鹿のあの時も長い時間一緒に過ごした訳ではなかったのに、波長の合う人と話すと時間の流れを感じさせないというか、目指すものは違っていても、何か一緒の方向を向いているような良い刺激を受けますね。モールトンで挑戦した鈴鹿の事も今でも鮮明に記憶に残ってると言われていたのも嬉しかったですね。

2011-12-07

Alex Moulton TSR-30 オーバーホール

TSR-30のオーバーホールです。こちらの顧客さんはモールトンを所有されてから約5年、モールトンが初めてのスポーツ車ということで、フラットバーのモデルを選ばれましたが、今では通勤やロングライドを含めて総距離数万キロ走られるまでに。5年の間、メンテナンスはこちらでしていましたが、完全なオーバーホールは初めてです。還暦を過ぎられた今でもどんどん走行距離を伸ばされていますが、念願だったAM-New Seriesが組み上がったと同時に入れ替えでこのTSRのオーバーホールに取り掛かったので、現在はAM-New Seriesで通勤されています。このTSRはセカンドバイクになりました。

ホイールハブを分解すると予想どおり結構汚れていますね。

ブレーキシューの汚れを磨きつつ、リムの消耗具合を点検しながら頑張って磨きます。左)磨く前。右)磨いた後。

2011-12-05

Classic Moulton Mini レストア (Part.1)


少しづつ進めているClassic Moulton Miniのレストアです。

2011-12-03

Alex Moulton TSR-9(white) & Rohloff 内装14段

TSR-9&ローロフ内装14段の組み立てです。

分解していくと、今回もこんな感じでフロントフォークが錆びていました…。こんな感じで広範囲になると(ほとんどがこんな感じですが…)綺麗に錆を落とすのも結構大変なんですよ。でもしっかり綺麗に落とします。

サブフォークのバンプストッパー(手で持っている部分)も、ネジ山に塗装やロウが着いたままなので、最後までストッパーが締められずに隙間が空いています。いつもの事ですが、この隙間を無視することはできないので修正します。
右)ネジ山を修正してきちんと取り付けた状態。