Moulton AM-Speed (Campa CENTAUR) 組み立て。Part.1

Moulton AM-Speedの組み立て。

リアフォークを取付ける前にフォークピボット幅を計り、

余分に突き出たスピンドルを旋盤で加工します。

リアフォークを取付けて動きを確認した後、定盤に載せてフレームアライメント点検。

 次はフロントフォークを純正のアヘッドタイプからスレッドタイプに加工するため、
フォークコラムの余分な部分を切断します。

 フォークコラムのスレッド加工（ネジ切り）出来上がり。
Moultonにスレッドステムを取付ける場合は、フォークコラムのスレッド加工だけではなく、コラム内径も広げなければならないので、とても手間がかかりますね。

メインフレームと同様にフロントフォークもアライメント点検して、歪んでいたら修正します。

アライメント点検後、左右エンド位置がズレていたのでヤスリで削り、タッチアップしますが、ズレたままホイールを取り付けると、ホイール左右どちらかに傾いたままになってしまいます。

フォークを組み立てる前に、サスペンションの動きをスムーズにするために
ボトムリンク(左)やサスペンションピストン(右)などを削ります。
英国から届いたままだと、ガシガシ動く感じでスムーズではありませんね。

左）アヘッドステムを取付けた場合。
右）今回、スレッド加工を施したステム廻り。

今回はここまで。続きは次回に…。