2012-05-19

Moulton AM-GT Mk2 Part.1 リアフレーム

先日のDouble Pylonに続いて、AM-GT Mk2でもリアフレームの歪みを確認。
いつも通り、ボトムブラケットハンガーのタッピングとフェースカット作業を終えて、フレームアライメントを点検したところでした。
リアフォークのアライメント(エンド幅など)を点検すると、今回も結構ズレて(歪んで)いました。


ノギスでリアフォークのエンド幅を測ると、規定値の130mmに対して、このAM-GTは126mmでした。ステンレスフレームは修正しにくいので、4mmの誤差は直りませんね。

フレームの歪みについては感覚の問題でもあるので、引っ張られている感覚に気付かないまま走行している事もあるかもしれませんが、エンド幅が4mmも狭いとなると、普段行うタイヤ交換などのホイールの脱着でさえ硬くて外し難いと感じます。それだけ大きい数値です。
今回も納期が遅れてしまいますが、新車時でないとこのような対応は難しいので、リアフォークを新たに製作してもらうよう本国に依頼しました。
状態が良くないフレームにパーツを組み付けていっても仕方がないですね。
最近こういうのが続いているので、アライメント錠盤に載せるときドキドキしてしまいます…。