石臼でついた手間ひま掛かった他のお菓子もリーズナブルで、この日、ショーケースに並んでいたお菓子はどれも100円代で買えました。画像左上の栗餅と、右上のきな粉餅、左下の茶だんごも買ったんですが、町のお餅屋さんが作る庶民的な味がどれも食べてて飽きないです。
ここ名月堂さんがある祇園宮川町はお茶屋さんや置屋が多く、運が良ければ芸舞妓さんに遭遇できるので、京都に住んでいてもテンションの上がる界隈です。この日もすっぴんの舞妓さんとすれ違ったり、着飾った"ほんまもん"の芸妓さんが小走りで女将さんの待つタクシーに乗り込んで去って行くのが見れたり、ちょっとした事なんですが、ほんの一瞬の所作や仕草が美しいので見とれてしまいます。普段馴染みのない花街にある和菓子屋さんなんで敷居が高い感じがしますが、とても入りやすい店構えでお店の方も気さくなので、地方発送もされているそうですが、ぜひお店に足を運んでいただきたい和菓子屋さんです。
京菓子屋 名月堂:京都市東山区新宮川町通松原下ル西御門町447-1
※Mokuの11月臨時休業のお知らせ:誠に勝手ながら、11月5日(土)は臨時休業いたします。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
また、11月3日(木・祝)、11月23日(水・祝)も定休日につき休業いたします。よろしくお願いいたします。