2014-04-08

沖縄県美ら島トライアスロンの準備。

4月5〜6日に沖縄県美ら島トライアスロンに参加してきました。
当日の様子は後日紹介するとして、その前に自転車をどうやって現地まで持って行くのか、いろいろと調べたので今回はその辺を書こうと思います。

とりあえず、初めての遠出トライアスロンということもあって、自宅から大きな輪行バッグを転がして電車を乗り継いで空港までとなるとちょっと大変そうだなと思ったので、事前に自転車を発送する事にしました。

遠征用輪行バッグ何種類かあって悩みました。
1)ハンドルやハンドルステム、サドルを取り外す必要のない比較的簡単に収納出来るバッグ。でもサイズが大きい。
2)ハンドル周辺をごっそり取り外さないと収納出来ないバッグ。コンパクトだけど収納するのに手間が掛かる。

私の場合は、ハンドルやステムなどパーツを取り外す&組み立てる作業については全く問題ないんですが、本当に簡単に収納出来るか確認したかったっていうのと、カーボンハンドルやカーボンステムなんかは、締める際のトルクのかけ方などシビアな面もあって、トルクレンチを持っていけば問題ないとは思いますが、パーツを外したり組み立てたりとメカニック的な作業を苦手というか不安に思われるお客さんも多いと思うので、気を使わずに簡単に収納出来る「SICON(シーコン) エアロコンフォートプラス」を選びました。
収納する時もセッティングを変えないので、ホイールを装着するだけで乗れるのも魅力です。
ちなみにコレ、当店で扱ってます。

まず、前後輪を外して、
チェーンリングからリアディレイラーまでを覆うカバーは、SICONから別売りされているアイテムなんですが、内部の汚れ防止のために使ってみました。
実際使ってみて、これは無くてもいいかもしれないと思いましたが、クルマに積む時なんかにも使えるので有りっちゃ有りかもしれません。

ホイールは、バッグ内側にあるクッションが内蔵されたホイール専用ポケットに入れます。

サドルカバーも付いていて、そのカバーにベルトを通して自転車とバッグを固定します。

付属のスポンジをトップチューブ、ハンドルバーに被せてこれもベルトで固定します。
こんな感じで収納出来ました。
慣れてきたら時間もそんなに掛からないと思います。

バッグのキャスターもベアリングが軽くて安定しているのでスイスイ運べるんですけど、少々サイズ感が気になります…。
トライアスロン初心者なんで、まだまだ何が必要なのか分からなくて荷物も多くなりがちなんで、これを転がして電車を乗り継いで空港までとなると、ちょっと慣れが必要かもしれませんね…。


今回発送するにあたって、もう一つ悩んだのが発送業者の選択です。
近頃はトライアスロンを含め自転車に関するイベントが全国で多く開催されているので、自転車発送に特化する業者も増えてきています。
(自転車専用の段ボールが自宅に送られてきて集荷に来てくれる業者など)

いろいろありましたが今回はヤマト運輸のサイクルヤマト便を利用しました。
送料は他の業者と比べて安いんですが条件があって
自転車輪行バッグに限る。
(段ボールやハードケースは不可)
年間¥5,000の自転車協会に加入して、写真のタグ(¥2,000/何回でも使用可)を購入する。

一年に一回行くかどうかの遠征で、今後続けるかどうかも分からないとなれば、コストの面を考えると他の業者でもいいかもしれませんね。

私はこれからもトライアスロン大会に参加していくだろうし、増えてもいくだろうから、比較的に近くの海外遠征も視野に入れてセミハードケースの「SICON(シーコン) エアロコンフォートプラス」を選択して、サイクルヤマト便を利用したかったので日本サイクリング協会に加入しました。
沖縄県に初めて発送するので、余裕を持って大会の8〜9日前に段取りをしていたんですが、ヤマト運輸に集荷の電話をしたら、増税前の混雑で発送がかなり遅れているので大会日に確実に到着するか断言出来ませんと言われ、集荷も何時になるか分かりませんと言われたので、クルマに2台積んで近くの営業所まで持っていく事にしました。
店からクルマで10分も掛からないヤマト運輸の営業所に到着。余裕を持って準備していたのに、なんやかんや増税前で大変でした。
ちなみに保険料を除いた『京都〜沖縄』の発送料は、一個¥5,870-でした。
高いんだか安いんだか…どうなんでしょ?

発送は「自宅から宿泊施設までの往復」なのでコストは掛かるかもしれませんがシンプルで楽です。
持込みの場合で、SICONなんかのセミハードケースだと、「自宅から空港まで」と「空港から宿泊施設まで」の往復をどうするかが鍵ですね。
いろいろとシュミレーションしてみると、

・電車で空港まで持っていくのは大変そう。

サイズもサイズだし、ケースもしっかりした造りをしているので、自転車+バッグとなると結構な重量になる。

手荷物超過料金が発生しそうな微妙なところ。

・事前に宅急便で空港へ発送しておく、またはタクシーやレンタカーを利用する。

直接発送するよりは安く済みそうだけど何かと手間が掛かりそう。

こうやって考えていくと自宅から宿泊施設まで発送した今回の方法は費用対効果が高いように感じました。
今回はこのような形で発送しましたが、これに限らず発送については、まだまだ他にも方法があると思うのでこれからも模索していきたいと思います。